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@:20尾(5/10孵化) |
丸鉢の換水時の様子 |
丸鉢の稚魚については、培養しているタマミジンコを採集して給餌するのは早朝がメインで、朝6時半以前に採集しなければ底に潜って採集が難しくなるため、夕方はこれを採集せずブラインシュリンプを補助的に与えて育てています。
ミジンコの給餌は、随時与えられる環境なら別なのかもしれませんが、昨年まで朝夕2回給餌していたイトミミズに比べると、やはりサイズアップのスピードは鈍く、なかなか大きくならない状態です。
そこで、ここ数日の間で、まずは丸鉢の密度を下げることとし、主だった丸鉢については、6/12には1鉢25尾に、また今朝の換水で1鉢20尾にしています。
これまでにも再々書いてきましたが、今年の稚魚は後ろが大きい反面、尾芯を下げるものが非常に多く、選別では、これを中心にハネる作業が主体となっていますが、鉢によっては選別でハネる魚がいないものを無理に減らしているものもありますが、全体的な今年の出来は、今のところ平年並みといった感じです。
今日の写真は@ですが、同じ時の採卵で別の雄を掛け合わせたAが丸手が強い感じであるのとは異なり、こちらはそれより少し長い体型で後ろの幅も小さめとなっていますが、泳ぎは良い感じです。
●モルタル丸鉢● |
A:20尾
(5/10孵化) |
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@:20尾
(5/10孵化) |
B:20尾
(5/14孵化) |
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B:20尾
(5/14孵化) |
C:20尾
(5/14孵化) |
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C:20尾
(5/14孵化) |
E:20尾
(5/14孵化) |
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D:20尾
(5/14孵化) |
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K:40尾
(5/31孵化) |
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J:30尾
(5/24孵化) |
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I:30尾
(5/24孵化) |
●プラ丸鉢● |
G:20尾
(5/20孵化) |
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F:20尾
(5/17孵化) |
C:20尾
(5/14孵化) |
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H:20尾
(5/20孵化) |
■40Lプラ舟■ (20℃加温) |
M:800尾
(6/6孵化) |
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L:600尾
(6/6孵化) |
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N300尾
(6/11孵化) |
G-2:300尾
(6/13孵化) |
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O400尾
(6/13孵化) |
このところ、朝は5時を過ぎる頃には明るくなっており、夕方も7時半位までは明るいので、朝2時間、夕方は1時間の管理が毎日続いています。
明るい時間に給餌したいところですが、夕方はどうしても給餌後の明るい時間が短くなり、思うように量が与えられないので、サイズアップが遅れている要因の一つです。
換水の頻度については、丸鉢では2〜3日間隔で全換水、2歳以上のプラ舟では毎日8割の換水としています。
丸鉢の換水頻度は、まだ毎日ではないので、食欲もそれほどではなく、梅雨時期で温度も上がらず、日照も不足の影響もあって、なかなか食欲の増進が進まない状況です。
とはいえ、稚魚のサイズもそこそこ太みをつけてきているので、今後は成長のスピードは急激に早くなり、丸鉢を毎日換水するようになれば、サイズアップの方ももどんどん追い付いてくると思っています。
さて、昨日はOの稚魚が、3日半で孵化となっています。
稚魚の立ち上がりも順調で、数もそこそこ確保できそうです。
また、孵化後3日目となるN300尾(6/11孵化)についても、立ち上がりが順調で、こちらには今朝からブラインシュリンプの給餌を始めています。
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