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夏仕様の丸鉢の配置へ |
C:60尾(5/14孵化) |
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D:60尾(5/14孵化) |
E:50尾(5/14孵化) |
今日から越冬用のプラ舟を片付け丸鉢と交換して、当歳魚の丸鉢飼育を本格的に始めました。
丸鉢の夏仕様配置への移行は、昨年に比べて2週間遅れとなりましたが、朝の丸鉢の水温は15℃を下回ることもなくなってきたので、安心して移すことができそうです。
この丸鉢に移動させるため、この2日間は急ピッチで選別を進め、昨日の朝にBを220尾から60尾をハネて160尾として、2鉢に分けて1鉢80尾ずつにしています。
また夕方には、Cも160尾から40尾をハネて120尾とし、2鉢に分けて1鉢60ずつにしています。両親の性質を受け継いで、やや親骨が硬い感じです。
今朝は、Dを100尾から60尾に、また、Eを100尾から50尾にしています。
夕方には、Fのパール鱗の遺伝子を持つ可能性がある稚魚を、1,000尾の中から、80尾を抜き出して、あとは流しておきました。
また、孵化後10日目のHを初選別して、400尾から100尾に減らしています。
丸鉢の水温は昼間には28℃まで上がっているので、終日板をかけて日陰を作っていますが、既に稚魚が丸鉢の縁に沿って回り始める姿も確認できました。
稚魚の給餌については、時間の都合で朝夕の2回のみ、ブラインシュリンプとタマミジンコを併用しています。
●モルタル丸鉢● |
A:50尾
(5/10孵化) |
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@:100尾
(5/10孵化) |
B:80尾
(5/14孵化) |
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B:80尾
(5/14孵化) |
C:60尾
(5/14孵化) |
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C:60尾
(5/14孵化) |
E:50尾
(5/14孵化) |
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D:60尾
(5/14孵化) |
●プラ丸鉢● |
G:300尾
(5/20孵化) |
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F:80尾
(5/17孵化) |
C:100尾
(分譲用) |
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H:100尾
(5/20孵化) |
なお、夜間には丸鉢の上に波板を載せて保温を行い、不意の低温に備えています。
モルタル丸鉢よりプラ丸鉢の方が朝の水温が2℃程度高いので、サイズの小さなものはプラ丸鉢にしています。
残りあと4個のモルタル丸鉢は40Lプラ舟を片付けるときに代わりに設置する予定です。
今回の選別で、今年の稚魚の半分以上を選別したこととなり、忙しさの峠をようやく超えた感じです。
ここまでの選別の感触は非常によく、稚魚の段階で丸手で尾の大きなものがほとんどで、後ろの大きな尾肩のしっかりした形質がはっきりと出ていて、うちの魚としての形質がかなり固まってきた感じです。
丸鉢は、今後のピーク時には今年も16個をフル活用することになるかと思います。
なお、丸鉢の配置替えによって、40Lプラ舟に余裕が生じたので、Iは40Lプラ舟で20℃加温の状態に戻し、Jも同様に40Lプラ舟2個に移して密度を下げておきました。
(無加温) |
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■40Lプラ舟■ (20℃加温) |
J:800個
(5/24孵化) |
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J:800個
(5/24孵化) |
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I:800個
(5/24孵化) |
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■40Lプラ舟■ (20℃加温) |
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K:500個 |
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K:500個 |
その他には、明日孵化が見込まれるKの卵は、2個の洗面器に産ませておいたので、こちらも2舟に分けて孵化させることとします。
一方、二歳魚や三歳魚の配置も当然変わってくるのですが、二歳魚は80Lプラ舟に4尾ずつ。三歳魚は2尾ずつを基本に調整しています。
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