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B(5/14孵化)の1尾:8/3撮影 |
8月に入ってから、暑さは尋常ではなく、日々温度は上がり続けてきましたが、今日は久しぶりに曇りがちな天気で、日中でもどうにか世話をする気になれる状態でした。
丸鉢の当歳魚は、相変わらずの毎日の換水が続いていますが、収容数を少なめに飼育しているのでサイズアップも顕著で、特に最近は急に大きくなったように感じています。
左上の写真の当歳魚はB(5/14孵化)の中で一番気に入っている魚で、尖った顔と丸手の綺麗な体にバランスの良い大きな尾を持ち、親骨の押さえと返しが良く、尾付けと尾筒も理想的な魚です。
こういった魚が何尾も出るようになれば、品評会や来年の種魚にも苦労はないのですが、それが出ないのが土佐錦魚の難しさであり面白さだと思います。
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A(5/10孵化)の1尾:8/5撮影 |
A(5/10孵化)の1尾:8/5撮影 |
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D(5/14孵化)の1尾:8/5撮影 |
G(5/20孵化)の1尾:8/2撮影 |
さて、当歳魚は全ての鉢で褪色が見られるようになり、早いものは鉢の中の全てが色変わりしています。全体的に見ても約半数が褪色している状態となっています。
右の写真の4尾は、褪色を終了して間もない魚で、上の魚とは違って、現段階で強烈な魅力を見せてはいませんが、これからの伸びを期待させる魚です。
上2尾は同じAの鉢の兄弟魚で、この鉢は4尾全てが褪色しています。まだ褪色直後なので、もう少し色が抜けるかもしれませんが、更紗や素赤、虎禿の褪色中のものが混泳し、鉢の中は非常に賑やかです。
下の左のDの鉢も褪色が早く、この鉢では5尾全てが褪色しています。産卵が数日違うだけでサイズも形もかなり差が生じていて、右下のGは特にまだ尾が幼い感じですが、この4尾では最も期待している魚です。
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