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A(5/5孵化)の注目魚 |
B(5/5孵化)の注目魚 |
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C(5/5孵化)の注目魚 |
F(5/8孵化)の注目魚 |
昨日、長年イトミミズの卸販売で土佐錦魚界を支え続けてきた東京のS商店さんが、残念ながら閉店となりました。
輸入元の中国から、確実な入荷が期待できなくなり、商売としては随分前から限界を超えていたようですが、どうにか今日まで続けて来られたのは、その人柄による所だと思います。
鑑賞魚用活餌卸専門店として、高齢のご夫婦が二人三脚で商われていましたが、昨年は店主が大病を患ったことも、今回の閉店に大きく影響したとのことでした。
これまで、イトミミズの輸入は3名の同業者との共同でされていたそうですが、残った別の者が後を受けて継続するにもコストが嵩むため、商売は継続されないとのことで、様々な所へ影響が出ているようです。
大小の顧客の中には、土佐錦魚の個人客が70名程度いたそうですが、自分でイトミミズが採集できる地域にない者にとっては、代替の餌への切り替えを余儀無くされそうです。
うちに本日到着した1kgのイトミミズが、S商店さんの最後の出荷となったようですが、うちでも代替の餌の準備を進める事態となっています。
モルタル丸鉢 |
I:13尾
(5/11孵化) |
N:14尾
(5/12孵化) |
H:14尾
(5/11孵化) |
K:13尾
(5/11孵化) |
M:14尾
(5/12孵化) |
J:12尾
(5/11孵化) |
A:11尾
(5/5孵化) |
B12尾
(5/5孵化) |
モルタル丸鉢 |
I:14尾
(5/9孵化) |
O:10尾
(5/25孵化) |
P:16尾
(5/25孵化) |
Q:17尾
(5/25孵化) |
プラ丸鉢 |
C:3尾
(5/5孵化)
R:2尾
(5/27孵化)
(21):2尾
(6/5孵化) |
S:10尾
(6/5孵化) |
F:8尾
(5/8孵化) |
(22):9尾
(6/5孵化) |
今日から7月に入り、丸鉢の稚魚は一層当歳魚らしい形を見せてくれるようになってきました。
各鉢には、それぞれ数尾の「気になる魚」がいる状態ですが、その中から今日は4尾の写真を紹介します。
上段左の稚魚は、Aのうちの1尾で、やや後ろが狭いのが気になりますが、渡りが長く顔も綺麗で、すでに土佐錦魚らしい姿を見せている魚です。尾筒が短い丸手の代表的な体型のため泳ぎは苦手な感じですが、尾を振り回して泳ぐ感じの魚です。
上段右の稚魚は、Bのうちの1尾で、若干顔が良くありませんが、後ろの幅の広い魚で、親骨に尾肩があり、尾の押えの良い魚です。尾芯の両脇が色が薄くなっているため、今後皺が入ってくる可能性も高い魚ですが、体色が濃く色変りが始まりそうな気配も見せています。
下段左の稚魚は、Cのうちの1尾で、兄弟は早くから癖が出たためハネの扱いとして、現在は僅か3尾のみを残している鉢の魚です。まず、顔が気に入らず、体も太みが不足気味で、好みの魚でないことから、扱いもいいかげんで期待も低いのですが、素直にバランス良く育ってきています。
下段右の稚魚は、Fのうちの1尾で、際立って良い顔と綺麗な丸手の体型に尾筒もしっかりとして、柔らかな大きな尾が魅力的な魚で、いつも丸鉢の中で素早く泳ぎ続けている魚です。他の兄弟のほとんどが長手のため、特に目立つ魚です。
ちなみに全ての写真は、昨日の早朝、給餌前の撮影です。
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