土佐錦魚日記「トサキンにっき」

<<2010年 2月のページ2010年4月のページ>>
2010年3月22日(月)
鶯の初鳴きから1週間

 朝の気温が10℃を超えて鶯の初鳴きが聞こえてきた先週の月曜日以降は、気温は下がる一方で低く推移し、一昨日までは朝の水温は一桁台、日中でも12〜13℃程度でした。

 今朝の水温は5℃。日中は16℃まで水温も上がってきましたが、明日以降も広島は雨がちの予報のようで、あれっきり鶯も鳴かず、春は遠のいたままのようです。

 写真の明け二歳は、尾が振っているのが残念な魚ですが、太みが十分で顔も良く、尾に皺も無い理想的な姿になりそうな面白い魚です。

 両親(L)はともに尾が大きく、(恐らく雌魚でもあり、)少し尾が小さめな点は多めに見て、今年の産卵にも使えればと思っています。

 一昨日換水したばかりですが、水が少し濁りが早いような感じなので、今日も底4〜5cmを残して換水し、完全に更水飼育にしています。

2010年3月21日(日)
春一番?の強風

 昨夜の暖かな雨の後、今朝は黄砂で白っぽく霧がかかったような空でした。

 水温は8℃でしたが、春一番のような強風が続いていて、少し冷たい風が水温の上昇を妨げているようです。

 写真の明け二歳は、尾が大きい丸手なで、恐らく雌魚のような感じです。
 現時点ではバランスは悪くないのですが、若干尾筒が短めで、親骨の張りも強いため、抱卵するとさらに泳ぎにくくなりそうで、これから先で少し突っ込みそうで心配もしています。
 
 ちなみに両親は
Jです。

2010年3月20日(土)
金魚道

 第二回全国土佐錦魚品評大会の入賞魚上位5尾が、先日発行の月刊「金魚道」4月号No.52に掲載されました。

 
12月中旬に掲載のための写真などの原稿をお送りしていましたが、本日届くまですっかり忘れていました。

 封筒の重さにも心当たりがなく、2007年夏の特別増刊号に続く増刊号かと期待しましたが、開けてみると原稿提供のお礼にとのことで5冊余分に入っていました。

 うちでは2006年の1月の創刊号から定期購読しているので、この5冊は全国大会に参加した各組織へお送りするつもりです。

 ちなみに、今号には池袋で行われた「第37回トサキン保存会品評大会」の結果も見開きカラー2ページで掲載されています。

2010年3月14日(日)
ほぼ更水

 昨日と今日は暖かさが戻って、日中は水温も16℃まで上がってきました。

 前回の換水から1週間が経過したので、底から5cm程度の水を残して更水を足し、さらに水を薄めてほぼ更水の状態となっています。

 換水は、プラ舟よりタンクの水温が1〜2℃高い
午前10時ごろに行っていることもあり、魚体への負担も少ないようで、換水直後には水面で餌をしきりと求める状態です。

 現在は、越冬中と同じ尾数のままで、80Lプラ舟に親魚は3尾、明け二歳魚は7尾としています。

2010年3月9日(火)
寒波再来

 今朝は予報通りの低温で、雪まじりのみぞれで、水温は3℃まで下がっていました。

 日中でも4℃までしか上がらず、真冬に逆戻りです。

 プラ舟の方は、いったん水を薄めているので、本来は波板ぐらいはかけておいた方が良いのですが、今年は非常に状態良く冬を越しているので、過保護に育てずとも大丈夫だと判断して、そのままとしています。

 明後日までの3日間は、まだこの冷え込みも続きそうで、週末までは特に何も管理せず、放置しておくつもりです。

2010年3月5日(金)
青水薄め

 3月に入って早や5日。気が付けば庭の暖地桜桃も五分咲きとなり、極端な暖冬だった昨年並みの早い開花となっています。

 今朝の水温は8℃、日中は15℃まで上がっています。
 ここ数日は安定した温度でしたが、曇天が多く降雨もあり、来週には寒さがぶり返してくるとのことですが、三寒四温を繰り返して春へと着実に進んでいるようです。

 今日は、前回の初換水から5日目となり、再び濃さを増してきているので、再度換水を行っておきました。
 今回は1/4程度の古水を残して更水を足し、前回よりさらに薄い状態にしています。

 換水の最中でも、洗面器の中で水面に口を出して餌を欲しがる状態だったので、換水後には今年3回目の給餌を軽く行っておきました。 

トップページへ戻る