今朝の丸鉢の水温は15℃。6月に入ってからは丸鉢の夜間の覆いはしていませんが、週間予報でも最低気温は15℃を下回ることもなさそうで、これからはようやく初夏の飼育に変わってきそうな感じです。
ちなみに、日中の丸鉢は32℃まで上がっていました。
今朝もプラ舟では3尾が産卵していましたが、今回は採卵は行っていません。左の写真は三歳雌魚で、この魚も今朝産卵がありましたが、そのまま産むに任せています。
産卵があるプラ舟は濁りが早く、常時軽くかけているエアーレーションの泡切れも悪いので、早朝でも一見すれば産卵の有無がわかりますが、このままでは水が傷んで危険な状態になるので、夕方までには必ず全換水をするようにしています。
ちなみに、この写真の撮影は昨日の産卵前のもので、典型的な抱卵による腹の膨らみ方を見せていて、下腹部が後方へ張り出しながら全体の丸みを増しています。
今日の選別は、以下の4鉢を行っています。
写真のL-Uは、100尾から半数に減らしています。尾が大きく尾肩がしっかりした稚魚で、50尾以上は減らせない感じで、今後に期待させる稚魚です。
Jも同様に、100尾から半数に減らしています。両親とも皺の無い素直な尾だったのでこれが影響している感じで、尾芯が立ち気味で後ろの尖りがある尾も見られましたが、素直な張りの良い尾も多くあり、こちらはやや奥手気味の成長を感じさせます。
●丸鉢● ( )は孵化日 |
I:60尾(5/8) |
@:30尾(4/20) |
D:30尾(5/7) |
B:50尾(4/29) |
K:70尾(5/10) |
L-U:50尾(5/20) |
J:50尾(5/10) |
N:40尾(5/13) |
@は少し桜尾や片腹が目立った鉢ですが、10尾をハネて残った30尾は、素直で柔らかな尾を持つ魚が揃い、ようやく良さを感じさせてくれるようになってきました。
Rは、ようやく尾の形が判断できるぎりぎりの小さいサイズで、良いものを抜き出す選別としましたが、残るものが非常に少なく、無理に120尾を拾うのがやっとという感じでした。
●丸鉢● |
●丸鉢● |
プラ舟 |
F:30尾
(5/8) |
C:60尾
(5/7) |
G:35尾
(5/8) |
Q:50尾
(5/23) |
■加温40Lプラ舟■ |
●プラ丸鉢● |
S:500尾
(6/2) |
R:120尾
(5/29) |
O:30尾
(5/14) |
M:35尾
(5/13) |
また、今日は非常に遅くなってしまいましたが、トサキン保存会西日本支部の「無選別稚魚分譲会」の研究会活動報告のページを更新しておきました。
なお、このページが書きかけだったため、日記の更新ができず、6月分を今日まとめて書いて更新したような感じとなっていますが、実際はその都度記録したものです。
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