土佐錦魚日記「トサキンにっき」

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2006年6月29日(木)
選別

 今日も30℃を越える暑い一日となりました。この暑さで水の傷みも早く、丸鉢と舟を全部換水しておきました。最近は2日おきの換水となって来ました。
 丸鉢は、毎日換水となるのも間近のようです。

 
今日の稚魚の写真は、全てP-1のO氏分譲魚です。尾の後ろと金座の大きさと目先の鋭さが際立っている特徴的な稚魚です。
 左の写真は目の付き方が特殊ですが、左右対称で、奇形とは明らかに異なっているので、成長を見ている魚です。
 今回も少し選別しましたが、少し気に入らないところがあっても、それを上回るものを持っているため捨てられず、「一応ハネ」をP-2の鉢へ集めています。

 その他の鉢も選別を行い、1鉢に15尾前後となってきました。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
G15尾5/14 F:15尾(5/14 K-1:15尾(5/27 E-1:15尾(5/14 A14尾(5/3
I:会分譲魚:14尾(5/初 P-2:O氏分譲魚
20尾(6/1
P-1O氏分譲魚
17尾(6/1

E-2:15尾(5/14 B12尾(5/4

プラ丸鉢 40Lプラ舟■ 140Lプラ舟■
K-321尾
(5/27
L:25尾
(5/27
M35尾
(6/4
N120尾
(6/11
O300尾
(6/17
K-2:200尾
(5/14)
2006年6月28日(水)
夕方受精させた卵は・・・

 一昨日の夕方に人工授精した卵は、受精後の発生の進み具合もさらに悪く、最終的に40個程度の孵化となりそうでした。
 前回のトサキン保存会西日本支部の研究会でも話題となりましたが、夕方受精させた場合の結果の悪さを実際に体験できて、採ってみただけの採卵でしたが、予想通り、良い勉強になりました。

 写真は、この卵を、流す前に水を除いて撮った写真です。実際に見ると、黒く見えるほんの一部の卵だけに、目や背骨が出来ているのがわかりますが、この写真では黒く潰れてよく見えません。


 今朝も少し選別を行い、40Lプラ舟のOを、300程度にしています。この腹は今年の採卵の稚魚で最もフナ尾や奇形が多く、今回の最初の選別で簡単に半分まで減ってしまいました。
 産卵前の雌親には、長距離輸送や絶食、飼育環境の急変などを伴って、直後の産卵となった事も影響しているのかもしれません。

2006年6月27日(火)
丸鉢も全換水

 今日は、午前中は曇りがちでしたが、午後はかなりの陽射しとなり、蒸し暑い一日となりました。
 雨上がりの急な陽射しで、水の傷みが予想されましたが、時間の都合で早朝と夕方に分けて、昨日換水できなかった丸鉢は全て換水しておきました。


 さて、昨日夕方産卵した卵ですが、雄の精子があまり出なかった事も大きな原因とは思いますが、やはり受精率は非常に低く、2割以下の100個程度でした。
 これまでの人工授精のほとんどが9割以上の受精率だった事も考えると、O氏の言われる通り夕方の採卵は結果が極めて悪いようです。
 流そうかとも考えましたが、もう少し見てみようと思い留まっています。

 選別の方も少し行い、以下の通りとしています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
G15尾5/14 F:15尾(5/14 K-1:25尾(5/27 E-1:16尾(5/14 A14尾(5/3
I:会分譲魚:14尾(5/初 P-2:O氏分譲魚
17尾(6/1
P-1O氏分譲魚
20尾(6/1

E-2:15尾(5/14 B12尾(5/4

プラ丸鉢 40Lプラ舟■ 140Lプラ舟■
K-333尾
(5/27
L:25尾
(5/27
M40尾
(6/4
N100尾
(6/11
O約500尾
(6/17
K-2:200尾
(5/14)
2006年6月26日(月)
大雨・洪水警報?

 今朝は、広島地方に大雨洪水警報が出ていましたが、朝からの小雨も日中はほとんど止んで、夕方には二歳・親の舟を全て換水しておきました。

 換水時に写真の白勝ち更紗の三歳雌魚が卵をかなりこぼすので、一応人工授精しておきました。
 今回の採卵は500程度で止めましたが、夕方4時過ぎですし、育てるスペースは皆無なので、孵化率を見るだけになるかと思います。

 稚魚には昨日と同じく少なめのイトミミズを与えて、特に管理は無しです。皆少しずつ大きさを増しています。

2006年6月25日(日)
稚魚の違い
B:揃いの良い丸手の素直なタイプ I:目先があり尾肩が柔らか P-1尾肩の張りが良く後ろが大きい

 今日は1日中雨、朝少なめの給餌をしたのみで、管理は終了でした。

 写真は昨日撮影したものですが、今日見ると一回り小さく感じるほど、昨日一日で大きくなったようです。

 
大きくなればなるほど、それぞれに特徴が出てきた稚魚で、それぞれの親の掛け合わせの結果が少し見えてきたようです。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
G15尾5/14 F:15尾(5/14 K-1:30尾(5/27 E-1:18尾(5/14 A14尾(5/3
I:会分譲魚:14尾(5/初 P-2:O氏分譲魚
17尾(6/1
P-1O氏分譲魚
20尾(6/1

E-2:16尾(5/14 B12尾(5/4

プラ丸鉢 40Lプラ舟■ 140Lプラ舟■
K-335尾
(5/27
L:25尾
(5/27
M40尾
(6/4
N約250尾
(6/11
O約500尾
(6/17
K-2:300尾
(5/14)
2006年6月24日(土)
二歳魚の褪色

 今日は昨日と比べてもさらに日差しが強く、昼過ぎには丸鉢で33℃まで上がっていました。
 朝は予定通り丸鉢全てを水換えをして、一部を選別しておきました。各鉢ともイトミミズを給餌して、夕方になってあらためて見てみると、明らかに成長したと感じるほど、大きくなった気がします。

 さて、親・二歳の方ですが、6月に入り、褪色が進んでいるものがいくつもあります。写真は先日褪色が終わったばかりの二歳で、今年初めて褪色した魚で。
 この魚は、うちに8尾残しているガクトの仔で、長手気味で、あまりに尾肩を絞る事、後ろがそれほど大きくないため、スペースの都合上、処分も検討していた魚でしたが、色変わりとともに最近急に尾が大きくなり、やや前に出してきています。
 ガクトの仔で初めての褪色でしたが、綺麗に素赤になって、これからの伸び次第では、かなり期待できるのでは?と驚いている魚です。

2006年6月23日(金)
梅雨の晴れ間

 3日前には今週はずっと雨の予報となっていましたが、梅雨前線が南下したため、今日は午後から晴れ間ものぞく天気となって、今がチャンスとばかり、親の舟の換水を行いました。
 梅雨時期の晴れ間は貴重な換水のチャンスですので、無理にでも全ての飼育容器を換えたい所ですが、タンクには600Lしかなく、今日はこれまでです。
 残りの丸鉢は明日にでもしたいと思います。

 稚魚の方は順調に育っていて、採集もののイトミミズを毎日腹いっぱい食べています。写真は孵化後7週目となるAの稚魚で、やっと少し腹が出てきたところですが、昨年の同時期の7週目のものに比べて、今年は少し小さめのようです。
 この稚魚は、異なる系統の掛け合わせですが、形質はあまりばらつかず、比較的揃いが良いように感じます。今後が楽しみです。
 この鉢は、今日1尾ハネて14尾としました。ハネたのは最も大きい稚魚でしたが、尾芯が尾の成長について行けなかった感じで飛んでいました。

 他の鉢も少し整理して以下のとおりとしています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
G15尾5/14 F:15尾(5/14 K-1:30尾(5/27 E-1:18尾(5/14 A14尾(5/3
I:会分譲魚:15尾(5/初 P-2:O氏分譲魚
17尾(6/1
P-1O氏分譲魚
20尾(6/1

E-2:17尾(5/14 B13尾(5/4

プラ丸鉢 40Lプラ舟■ 140Lプラ舟■
K-335尾
(5/27
L:35尾
(5/27
M40尾
(6/4
N約250尾
(6/11
O約500尾
(6/17
K-2:300尾
(5/14)
2006年6月22日(木)
久しぶりの雨で、世話は最低限に・・・おかげでHPを更新

 今朝、小雨の中で給餌を行った他は、今日は特に世話をする事がなかったので、先日の研究会の活動記録の記事を更新しました。
 また、滞っていた日記ですが、昨日のものを書き足しておきました。

2006年6月21日(水)
稚魚の特徴
K-1:後ろが大きく成長が楽しみ
 
E-2:目先があり尾の後ろが大きい

F:極端に尾肩を折るタイプ G:丸手の体型と整った標準形の尾

 昨日は親の舟を全換水しました。親の水は傷みが早く、最近は3日と持たないようで、換水の頻度が増しています。

 稚魚には、ずっとイトミミズを与えていますが、朝5時半に1日分の量を与えて出勤するので、遅くとも夕方には食べ尽くしている量を、調整しながら与えています。

 今日は丸鉢もいくつかすくって換水しておきました。その中から、写真で、4鉢の特徴的な稚魚の紹介をしています。比較すると違いは明らかなようです。

 E、F、Gは、ガクトの仔から採った稚魚ですが、何れも後ろが比較的大きな優れた稚魚だと思いますが、体型や目先、太さなど、このサイズではっきりと異なっていて、掛け合わせの特徴がはっきりとしてきました。

 K-1は、早くから少数を丸鉢で育てた稚魚で、他のプラ鉢やプラ舟の兄弟達よりは成長が早く、遅くに孵化した割には成長は早いようです。

 このKの稚魚の兄弟達は、初めの選別時に、親骨の角度が100℃を少し超える程度のものも多かったのですが、泳がす事でそうなったのか、今ではかなり尾肩を流して泳ぐようになり、若干の開きすぎでも残せる腹だったようです。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
G15尾5/14 F:15尾(5/14 K-1:30尾(5/27 E-1:18尾(5/14 A15尾(5/3
I:会分譲魚:15尾(5/初 P-2:O氏分譲魚
27尾(6/1
P-1O氏分譲魚
20尾(6/1

E-2:17尾(5/14 B13尾(5/4

プラ丸鉢 40Lプラ舟■ 140Lプラ舟■
K-340尾
(5/27
L:40尾
(5/27
M45尾
(6/4
N約300尾
(6/11
O500尾
(6/17
K-2:250尾
(5/14)
2006年6月19日(月)
研究会から1夜明けて

 昨日はいつも通りの5時起きで、研究会で留守をするため準備を行って出かけました。分譲魚を受け入れる鉢の都合をつけたり、個人的にI副支部長に頼まれていたKの分譲魚を選別したりで、ばたばたと準備し、帰宅は8時前で、朝から夜まで充実した1日でしたが、さすがに疲れました。

 ちなみにこのKは予想外に良い稚魚が多いようです。うちの少ない鉢を2個も占有している他にも、140L舟でかなりの数があります。

 うちでは、少ない設備ながら、できるだけ数多くの掛け合わせ結果を見て、次年度以降の参考にしたいので、欲張った飼い方をしていますが、丸鉢の数が絶対的に不足するので、今回は「@:10尾」、「D:5尾+JO氏分譲魚3尾の2鉢を開けて受け入れを行いました。

 右上の写真はP-1です。分譲魚47尾の中で特に良いものを選んで20尾を1鉢とし、残りをP-2にまとめています。後ろの大きさと顔の尖り、よくしなる親骨など、非常に優れたものを持っている稚魚です。

 また、睡蓮などが入っているプラ丸鉢(うちではハネのストック場となっています)を1個引き戻して追加で、M45尾を入れています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
G20尾5/14 F:18尾(5/14 K-1:35尾(5/27 E-1:18尾(5/14 A15尾(5/3
I:会分譲魚:16尾(5/初 P-2:O氏分譲魚
27尾(6/1
P-1O氏分譲魚
20尾(6/1

E-2:18尾(5/14 B13尾(5/4

プラ丸鉢 40Lプラ舟■ 140Lプラ舟■
K-340尾
(5/27
L:40尾
(5/27
M45尾
(6/4
N約300尾
(6/11
O約500尾
(6/17
K-2:300尾
(5/14

2006年6月18日(日)
研究会は大忙し

 今日は、トサキン保存会西日本支部の稚魚分譲研究会でした。今回は、15名の参加で行いました。

 内容は選別済みの稚魚分譲(なんと全てがガクトの仔
を全部で10鉢、その他にも無選別稚魚の分譲や、ミジンコ、イトミミズの採集を行いました。

 その後、ミジンコやイトミミズを給餌する際の適切な量について、実演があったりと、参加者は皆十分に満足して帰られました。

 詳細についてはまた、後日HP本編に掲載する予定です

2006年6月17日(土)
丸鉢の全換水

 明日は研究会ですので、今日は丸鉢の換水をして、備えておく事にしました。

 また、合わせて選別を行いました。今回はプラ丸鉢のC:15尾を全て流す事としました。この鉢の稚魚は全て丸手で、尾筒が詰まっており、そこそこの魚でしたが、後ろの大きいものは尾芯が飛んだり、尾を下げたりして、残せるものが全て後ろの小さい魚数尾となったので、思い切って全てを流しました。

 この代わりに、140L舟のK-2から、抜き取りで45尾を移してK-3としました。この稚魚は大きな尾が特徴的です。

 今日の写真は、E-1です。他の稚魚も特徴を顕著に見せるようになっていますが、特にガクトの孫であるEFGは、共通して後ろが大きく、尾肩を流した特徴を持っているようです。

●モルタル丸鉢の稚魚

G20尾 F:18尾 K-1:35尾 E-1:18尾 A15尾
I:会分譲魚:16尾 @10尾 D5尾 +
J
O氏分譲魚:3尾
E-2:18尾 B13尾


●プラ丸鉢の稚魚

K-3:45尾 L:50尾


●40Lプラ舟の稚魚

N針仔(約300尾) M120尾


●140Lプラ舟の稚魚

K-2:400
2006年6月16日(金)
雨の後の全換え

 雨上がりの今日は、非常に傷んでいた舟の換水を行いました。ちなみに丸鉢は昨日の夕方、全てを換水していましたので、これでみんなすっきりした感じです。

 一昨日から、1kgのイトミミズを購入して与えていますが、まだまだ十分な量があり、恐らく稚魚だけで使っていては腐らせる事となりそうなので、親魚にも与えています。

 ただ、やはりイトミミズを与えると、水の傷みが非常に早く感じます。しかし、親の舟ではイトミミズの色である赤褐色の長いフンが見られ、よく消化して体調が良いようで、できるだけ続けたいものです。

 また、換水と合わせて今日も少し選別をして、以下のようにしています。

●モルタル丸鉢の稚魚
G20尾 F:18尾 E-1:18尾 K-1:50尾 A15尾
I:会分譲魚:18尾 @10尾 D5尾 +
J
O氏分譲魚:4尾
E-2:18尾 B13尾

6/14の産卵の卵は夕方遅くに孵化が始まりました。今日はプラ舟は30℃まで水温が上がっており、この暑さで早く孵化が始まっているようですので、少し心配です。

2006年6月15日(木)
ガクトの孫

 昨日の夜からの雨も夕方には止み、今日は久しぶりに稚魚をすくい上げて、いくらか選別を行いました。

 写真は、E-2の稚魚です。今日はE-1E-2のそれぞれの鉢の中で、少し大きさがばらついてきていたので、その中から大きいものを集めてこの鉢にまとめておきました。
 この鉢は、雄親が二歳のガクトの仔で、3歳となる雌親は当歳時にO氏に分譲して頂いた魚です。この稚魚達は、ガクトの孫にあたりますが、このサイズで既に後ろの大きさが際立っていて、尾芯を水平に付けた特徴的な姿をしています。
 昨年のガクトの仔も、こんな感じだったと思いますので、非常に期待している稚魚達です。
 他の鉢も、もうほとんどがこの位のサイズですが、それぞれの鉢に残せるのは現段階でも既に数尾しかいないものが多く、鳥害の影響もあって、ペースメーカーだらけの、残せるものが少ない効率の悪い状態です。
 今度の研究会に合わせて、また鉢を少し整理しておく必要があります。

●モルタル丸鉢の稚魚
G22尾 F:30尾 E-1:18尾 K-1:50尾 A17尾
I:会分譲魚:20尾 @10尾 D5尾 +
J
O氏分譲魚:4尾
E-2:18尾 B13尾

●プラ丸鉢の稚魚
C:15尾 L:100尾

●40Lプラ舟の稚魚
N針仔(約300尾) M150尾

●140Lプラ舟の稚魚
K-2:約500
2006年6月14日(水)
ミジンコの正体は・・・
タマミジンコ
(moina:モイナ)
ミジンコ
Daphnia:ダフニア)
カイミジンコ
(Cypris:キプリス)
×

 昨日のミジンコを顕微鏡で撮影してみると、左上の写真のとおり、タマミジンコでした。

 写真のタマミジンコはメスで、背中に多くの仔虫を抱えており、観察中にも仔を放出していました。

 なお、以前撮影したミジンコ(Daphnia:ダフニア)とカイミジンコ(Cypris:キプリス)も比較のため、再度掲載しています。

 この中で最も小さいのがタマミジンコで、大きいものでも1mmしかありません。
 稚魚の成育に最適で、食い付き(嗜好性)も良いようです。

 ミジンコ(Daphnia:ダフニア)は大きすぎるので、二歳以上向けに使う方が良いようです。

 カイミジンコはこの中でも特殊で、分類上もミジンコの仲間ではなく、食性も異なって肉食性です。殻も固いようですので、できれば与えたくない餌です。

 肉眼での見分け方は、タマミジンコ(moina:モイナ)は、上部から見ると、頭以外はほとんどまんまるのテントウムシ型をしていますが、ミジンコ (Daphnia:ダフニア)は、体長1.5mm程度で、やや大型で細長く、泳ぎも素早く、どちらもピンッピンッと規則的に進みます。
 これに対して、カイミジンコは持続的にスムーズに泳ぐので、一見すれば簡単に見分けが付きます。

 なお、タマミジンコ(moina:モイナ)もミジンコ(Daphnia:ダフニア)も、子供のうちは違いが分かり難く、特にタマミジンコの雌は背中に子供を抱えるようになると、はっきりしたテントウムシ型に丸くなってくるようです。
 また、タマミジンコの雄は細長いので、体型だけを見ると、肉眼ではミジンコとあまり変わらないように見えますので、泳ぎを見て見分けるのが良いと思います。タマミジンコは移動距離が短く、間隔もゆっくりとピンッピンッと泳ぐ特徴があります。


 今日は昨日に続いて、このタマミジンコを採集してきましたが、今回は一目で緑色になっているのが分かるほど植物プランクトンを捕食していて、右の写真のように、洗面器にすくうと緑がかって見えました。

 この状態のタマミジンコを食べる魚は、栄養状態の非常に良い餌を得る事になると思います。
 
 また、今朝は最近導入したT氏の系統の三歳素赤雌を使って、採卵を行いました。今回掛け合わせた雄は、これも毎年多用している反転の非常に良い黒い三歳です。
 他の三歳雌魚も、腹を軽く押せばすぐに卵をこぼす状態でしたが、あまり数を採っても飼育スペースで苦労するので、この腹も少なめに500〜600個を人工授精で採りました。

 なお、今日も親のプラ舟は全換水として、一部の稚魚の選別を行いました。K-1を80→50尾にした他、プラ丸鉢のLも、150尾→100尾にしておきました。
2006年6月13日(火)
おいしいミジンコ !

 今日は、懇意にさせて頂いているNさんと一緒に、いつもの蓮田へミジンコを採集に行きました。

 蓮田では、園主さんにお会いして、初めてお礼とお話しをする事が出来ました。その際に、園主さんの他の蓮田がミジンコがよくわいているとの事を教えて頂き、早速行ってみると、そこのミジンコは写真上のように、今までとは違い、普通のミジンコ(写真下−Daphnia:ダフニア)の半分くらいの大きさで、まん丸の形をしていて少し泳ぎの下手なミジンコでした。

 その後、Nさんの所に寄って、色々と土佐錦魚談義をしている間に、このミジンコを稚魚に与えていたのですが、非常に食い付きが良く、みるみるピンポンパールのような腹に膨らんで、非常に食欲をそそり、食べ易いミジンコのようでした。

 このミジンコが大量に獲れたので、夕方でしたが、帰って全ての稚魚の鉢にティースプーン1杯ずつ、親魚の舟にもティースプーン2杯ずつの量を入れておきました。

 また、10日の鳥害で数が減った鉢ですが、Nさんの所にこれらの兄弟達が行って、Eが5鉢、Iが2鉢となっている所から、気を使って頂いて、順に2鉢と1鉢を返して頂きました。この場を借りて重ねて御礼申し上げます。

 うちでは、一見して違いが分かるDとJを一緒に飼育する事としました。おかげで、1桁の入り数の鉢は無くなり、飼育環境が大幅に回復して以下の配置とする事が出来ました。

●モルタル丸鉢の稚魚
G22尾 F:30尾 E-1:20尾 K-1:80尾 A20尾
I:会分譲魚:20尾 @11尾 D5尾 +
J
O氏分譲魚:4尾
E-2:20尾 B13尾


2006年6月12日(月)
ご心配をおかけしました。

 昨日今日とで多くの方に励ましの言葉を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。同じ趣味を持つ方々の心遣いですので、より早く立ち直れたと思っています。

 今朝も稚魚をすくい上げて、その数を確認しましたが、今度は大丈夫のようです。1尾も欠けていないので、やっと一安心です。

 また、思っていたよりは、少しは良い仔も残っているようでした。ただ、中には、肩を流して泳ぐ長手の素早いものだけが残った鉢もありましたが、総じて泳ぎの上手いものだけが残っており、これらの成長と変化も今後の楽しみになるかと思い直しています。

 写真は、丸鉢の上に渡していた杉板を、1ヵ所に集めた写真です。6枚で12カ所の糞が見られます。今回の戒めに写真を掲示しておきます。

2006年6月11日(日)
防鳥ネットの補強

 昨日のショックが大きく、屋上に上がっても時間だけが過ぎていく感じでしたが、気を取り直して、今日は再度ネットの補強をしました。
 これで、丸鉢が入っているスペースには、すずめの子でも入り込めないように改善しました。

 昨日あまりのショックで、数をきちんと数える事もできず、今日改めて数えてみると、被害はもう少し激しかったようです。
 
 最後に採卵したNも順調に孵化して、今日の夕方には3日半で全てが孵化しました。昨日の事件でこのNも重要性を増しましたが、同じく予備的に採卵したKLも大切に育てなければならない事情となっってきました。

 しかし、40L舟で育てていたL-1をすくい上げて選別をしかけたところ、広がりすぎの尾が多いため、全て流して処分する事としました。
 5日前まで同じ舟に入れていたL-2(今回からLと表示)は、この兄弟ですが、プラ丸鉢に入れていたせいか、こちらは広き過ぎのものは少なく、丸鉢での泳がせる事の大切さをあらためて感じました。

 また、Cの稚魚は尾芯が下がったものがほとんどで、全て流そうかとも思いましたが、数が少ない稚魚の中では大きい部類なので、いま少し残しておきます。

●モルタル丸鉢の稚魚
G40尾→28尾 F:35尾→30尾 E40尾→24尾 K-1:120尾 A30尾→22尾
I:会分譲魚:23尾→6 @23尾→11 D23尾→5尾 J:O氏分譲魚:25尾→4尾 B25尾→13尾

●プラ丸鉢の稚魚
C:18尾→15尾 L:150尾

●40Lプラ舟の稚魚

N針仔(3200尾) M針仔(約200尾)


●140Lプラ舟の稚魚

K-2:約600
2006年6月10日(土)
最悪の日・・・。鳥害再び

 今朝、選別を済まして、1鉢25尾前後にして出かけて、夕方帰宅してみると、なぜか稚魚の鉢に、イトミミズがひどく残っていました。
 
 おかしいと思って、よく見てみると、いるはずの稚魚の姿がほとんど確認できません。あわてて稚魚をすくってみると、1鉢25尾残していたはずが、11尾になっていて、目を疑いました。


 急遽全ての鉢を確認してみると、少ない鉢では4尾にまで減っていました。杉板の上には十ヶ所を越える鳥の糞が付いており、どうやら鳥害のようです。
 しかし、ようやく1.5cm程度になった稚魚を杉板の下まで追っかけて捕らえる鳥がいるでしょうか?あるいは浮いてきた稚魚をその都度捕らえたのでしょうか?

 残っていた稚魚には、尾の途中、半分より後ろがちぎれているものが1尾あり、一昨日まで全く鳥の糞がなかった所が鳥の糞だらけとなっている事もあり、他には考えられない状況でした。

 昨年の春に、二歳、親魚を鳥に獲られた苦い経験から、ネットで完全に覆っていたのですが、最近少し継ぎ目がほころんでいる所もあって、そろそろ繕おうと思っていた矢先でしたが、後悔先に立たずです。
 被害はモルタル丸鉢の稚魚に集中していて、左が今朝の選別後、→が鳥害後です。

●モルタル丸鉢の稚魚配置
G40尾→33尾 F:35尾→30尾 E40尾→24尾 K-1:160尾 A30尾→22尾
I:会分譲魚:23尾→7 @23尾→13 D23尾→5尾 J:O氏分譲魚:25尾→4尾 B25尾→13尾

●プラ丸鉢の稚魚配置
C:18尾→13尾 L-2:約200尾

 今朝の選別では、1鉢25尾を目標に、選別対象魚も少し残しつつ、特に長手で尾がすぼみ気味のものでもペースメーカーとしてハネずに残していました。

 そんな中、特に被害が大きかったD、I、Jには、朝の選別時には、非常に良さそうな稚魚がいくつも見られ、期待できる鉢だと判断していたのですが、夕方には、逃げ延びた長手のすぼ尾で後ろの小さい稚魚が、主に残っている状態で、全く残念な事になってしまいました。

 夕方から、電気をつけて作業を行い、8時までかかってネットの補修と開口部のネットの追加を行いました。これで、すずめ程度の小型の鳥でなければ進入は不可能な状態にできましたが、返す返すも残念です。

 残った稚魚は、今日はショックでじっくりと見れなかったので、もうしばらく様子を見て、良魚が残っていなければ、掛け合わせが不明になるので非常に不本意ですが、何鉢かまとめて飼うか、それにも値しない魚ばかりであれば、思い切って処分するしかなさそうです。
 @Bは、確率的には半分となりましたが、少しは残る可能性もありますし、Dの代わりには、同じオスを使って、同様な掛け合わせで採ったNがいるので、あまり惜しくはありませんでしたが、会の分譲魚とO氏の分譲魚は、特に期待していた稚魚で、ここまでの特徴も非常に良かっただけに、取り返しのつかない事となり、また、分譲して頂いた方にも非常に申し訳ない事となってしまい、重い脱力感で一杯です。
2006年6月8日(木)
梅雨入りの日に・・・まだ産卵が。

 今朝の水温は昨日と同様でしたが、昼前から雨が降り始め、広島では今日から梅雨入りしたそうです。
 明日も降り続き、その後は曇天続きの予報が出ています。

 稚魚の選別も1段落してきたこの頃ですが、雌は2番、3番の卵を、毎日どれかがこぼす状態ですので、また誘惑に負けて、今朝も1腹産卵させてみました。
 採卵数は、スペースを考えてN:約300個だけとしています。前回同様洗面器に産ませて、40Lのプラ舟(M:針仔200尾が入っているところ)に浮かべて、2〜3滴メチレンブルーを垂らして軽く遮光をしています。

 今回は写真のペアで、ともにO氏の純系です。共通して親骨が非常に柔らかいので、この特徴をひいて、オスのように後ろの大きい尾で、メスのような体形と顔がある仔が得られればと思っていますがどうなるでしょうか?。
 この雄は前回はDの組み合わせで稚魚を得ましたが、この稚魚が長手と丸手と両方が出ているので、今回のペアにはさらに期待しています。

2006年6月7日(水)
親魚の舟、換水

 今日の丸鉢は、昨日より少し水温が下がって17℃でした。昼間は気温も30℃まで上がって、水温も27℃と、かなり上がっていたようです。
 そのため、親のプラ舟は、水の傷みが非常に激しく、前回の換水から3日目ですが、どうしても換水しなければならない状態となっていて、今日の夕方全てを換水しておきました。

 稚魚の方も順調にイトミミズを食べていて、腹回りの幅が少し出てきたようです。今日からはE〜Gの稚魚にもイトミミズを与え始めています。

2006年6月6日(火)
換水

 今朝も丸鉢の水温は18℃、プラ舟は20℃と、水温はここ数日で非常に安定してきました。日中はかなり上がって27℃となっていて、杉板は必須となっています。

 今日は少し時間があったので、丸鉢の稚魚を軽く選別してみました。久しぶりにすくい上げた鉢もあり、成長に驚かされましたが、現在では1鉢ずつが全て掛け合わせの異なる両親からの稚魚となっていて、どの鉢も稚魚に特徴があるのが一層感じられました。

 また、昨日換水ができなかった40Lプラ舟の小さい稚魚Lですが、今日は換水を行い、半分をプラ丸鉢に移しています。

●モルタル丸鉢の稚魚配置
G40尾 F:35尾 E40尾 K-1:200尾 A35尾
I:会分譲魚:30尾 @25尾 D25尾 J:O氏分譲魚:25尾 B35尾

●プラ丸鉢の稚魚配置
C:20尾 L-2:約250尾

●40Lプラ舟の稚魚配置
L-1:約250尾 M針仔(約200尾)
2006年6月5日(月)
イトメをよく食べる稚魚

 今朝は水温が17℃、日中は25℃まで上がっていたようです。プラ舟は朝でも20℃あり、金魚に最適な水温のようです。

 昨日稚魚に与え始めたばかりのイトミミズですが、今朝は入れた途端に群がって食べるほど味を覚えた様子で、昨日同様、1鉢にはビー玉の半分位の量を与えて出勤しましたが、夕方には跡形も無くなっていました。
 稚魚は腹部が張って体幅が増し、成長をはっきりと感じられます。

 丸鉢の方は、イトミミズの給餌を始めた翌日で、すでに水の傷みがこれまでより早い事を感じさせていますが、換水は今日はまだ大丈夫な状態だったので、明日以降に行う予定です。

2006年6月4日(日)
採集イトミミズ

 今朝は、以前からとても懇意にさせて頂いているNさんから、素晴らしい採集もののイトミミズを頂きました。
 テニスボール位の完全な球状で、ものすごく硬く固まる鮮度の良さで、そのままキャッチボールができるほどの硬さでした。
 自家採集ものの違いをはっきりと感じさせます。
 
 写真はBの鉢ですが、うちの稚魚は最初に(5/1)孵化したものでも、ほとんどが写真のとおりの小ささです。
 今年は大きくしないように育てていますが、5月は天候も悪く、朝1回のみの給餌ですので、思った以上に成育せず、あまり小さすぎて、少し心配になる程でした。

 今日からはイトミミズを与え始めましたが、最初は興味を示していなかった稚魚も次第につつくようになり、夕方には残り少なく小さくなった塊を、激しく皆で奪い合うようにつついていました。
 今日からイトミミズを開始した鉢は、@〜DとI、Jです。これからは、目に見えて大きくなると思います。
 
 また、今朝は17℃だった水温も、日中には27℃まで上がり、親の入ったプラ舟も少し水の傷みが見えてきたので、全て換水しておきました。こちらは、稚魚と違って成長もよく、いつも元気に餌を欲しがって寄って来ます。

 それから、今日は稚魚の選別を再びきつめに行い、A-1と2を、合計85尾から45尾に減らして1鉢にまとめ、E-1と2はまだ小さいので、合計75尾から少し減らして70尾にして1鉢にまとめ、空いた鉢には、Kをフナ尾だけを除いて、200尾程度として移動させました。
 プラ丸鉢は1個となり、少し減らしてC25尾となっています。

 孵化用の40Lプラ舟にいたKは、1,000尾程度自由遊泳に入って、尾も少し大きくなってきたので、フナ尾のみ除いて、140Lプラ舟に移しました。
 この舟はミジンコをストックしていましたが、一昨日、急に全てが死滅しました。ミジンコは何かの加減で急にいなくなる事がよくありますが、別の睡蓮鉢では、かなり増えてきたので、ミジンコは対象を絞って小さい稚魚に使う予定です。

 40Lプラ舟の空いた所には、6/1産卵のM
が、今朝3日目で孵化したので、これを約200尾程度入れています。
 もう一つの40L舟は青水化が進んで、そろそろ換水が必要なのですが、今日は見送りとしています。

●モルタル丸鉢の稚魚配置
G50尾 F:40尾 E70尾 K-1:200尾 A45尾
I:会分譲魚:35尾 @30尾 D30尾 J:O氏分譲魚:30尾 B45尾

●プラ丸鉢の稚魚配置
C:25尾

●40Lプラ舟の稚魚配置
L約500尾 M針仔(約200尾)

●140Lプラ舟の稚魚配置
K-2:約800
2006年6月3日(土)
暑すぎた1日

 今朝16℃だった水温は、1時過ぎにはなんと32℃まで上がっていました。今朝の換水後、杉板をかけ忘れていた3鉢では、7〜8尾がガスで浮かんでおり、大失敗でした。
 やはり体力の弱い稚魚には、杉板は必須です。

 さて、今日の写真は、5/15孵化のF
のもので、今朝50尾から40尾にした後です。雌親はうちにいるO氏のガクトの仔の中で唯一残した期待の雌魚です。

 今回の選別の際に、非常に特徴的な尾型の稚魚だと感じました。そのため、プラ丸鉢での飼育から、モルタル丸鉢での飼育に再び戻して扱いを昇格させています。

 この稚魚は、孵化直後からくるくると曲がって泳ぐものが非常に多く、丸鉢に残した魚は極少なく確立の悪い仔達でしたが、このサイズで既に金座が大きく目立ち、親骨が伸びるより早くに後ろが大きくなる平付け尾のようです。
 現在残している中にも、開きすぎのものや左右非対称なものがまだまだ多くあり、ハネたい対象もかなり多く残っていますが、それでもすでに40尾ですので、あえてペースメーカーとして残しています。
 そのため、最終的にいくつ残せるかは非常に怪しい兄弟達ですが・・・、どう育つかが気になります。

 その他にも選別を進めて、さらに数を絞っています。うちでも6月に入って、やっと稚魚が丸鉢の周囲を回り始めています。

●モルタル丸鉢の稚魚配置
G50尾 F:40尾 E-2:50尾 A-1:40尾 A-2:45尾
I:会分譲魚:35尾 @30尾 D30尾 J:O氏分譲魚:30尾 B45尾

●プラ丸鉢の稚魚配置
C:30尾 E-1:25尾
2006年6月2日(金)
選別は続く・・・

 今朝は水温も20℃もあり、曇天ながら日中も25℃まで上がり、金魚にとって快適な季節に入った事を感じさせます。

 今日も稚魚の選別と換水を兼ねてを行い、写真は5/1孵化のAの稚魚です。
 このサイズになると、鉢による稚魚の特徴の違いははっきりと感じられるようになっています。

 今日選別した中では、Dは総体的に長手が多けれど後ろの大きいものも見られる、@Bは揃いがよく丸手・中手が中心だが特別秀でた魚がいない、Aは顔が良いものが多く尾型はばらつきが多いように感じました。

 以前、O氏から、この日記の掛け合わせの写真を見て、評価して頂きましたが、その理由がわかったように思います。

●モルタル丸鉢の稚魚配置
G60尾 E-1:55尾 E-2:60尾 A-1:40尾 A-2:45尾
I:会分譲魚:35尾 @40尾 D35尾 J:O氏分譲魚:30尾 B45尾
2006年6月1日(木)
孵化からようやく1ヶ月。まだまだ産卵も・・・。

 今朝の水温は丸鉢で16℃、プラ舟で18℃でした。昼は30℃まで気温も上がって、かなり水も傷んでいたようですので、親の舟は夕方全て全換水しています。

 雌雄に隔離しているプラ舟では、それぞれが産卵したくてたまらない様子で、雌の腹を押してみると容易に卵をこぼすし、雄は激しい追尾を繰り返している状態です。

 2歳の雌は4尾が採卵可能な状況の中、もうこれ以上は採らないと決めていたのですが、今朝は少し時間に余裕があったので、まだ試していない右の写真の掛け合わせで、採ってみました。


 人工授精では、いくらでも数が採れますが、スペースも考慮して500粒程度で止めておきました。
 この稚魚は、現在の丸鉢の状況次第で、空きができれば飼育してみようと思っています。

5/27撮影:5/1孵化の稚魚@ 6/1の同じ鉢の稚魚


 さて、稚魚の方ですが、写真は5/1孵化の稚魚@の5日前と今日の状態です。
 縮尺が違うので単純に比較は出来ませんが、ほとんど大きくなっていないように見えます。
 そればかりか、尾筒が細くなっている感じです。
 左の写真はミジンコで5日間育てた状態で、右は、その後シュリンプのみを控えめに与えて5日後の状態です。
 ミジンコによって尾筒の太味が増すと言われていますが、たった5日の給餌の内容で違いが出ているとは考え難いのですが、その効果か、単に餌が不足して腹が細くなったため、尾筒が細く見えるかは判断に迷う所です。

 また、今日は久しぶりに前の職場の近くでミジンコを採ってきました。
 大き目のミジンコ(Daphnia:ダフニア)ですが、親の舟に写真の1すくいの量の1/4ずつを与えて、稚魚の丸鉢にもそのさらに1/4を入れておきました。

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