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②:1000個(3歳雄魚×2歳雌魚) |
③:800個(4歳雄魚×2歳雌魚) |
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④:300個(2歳雄魚×2歳雌魚) |
孵化用の40L加温プラ舟 |
昨日は気温も非常に高くなり、どの魚も餌の食いが尋常ではなく、とくに腹の出ていた2歳雌魚が、今朝産卵となりました。
昨夜から非常に蒸して寝苦しいほどで、今朝も霧雨が降ったり止んだり、水温も波板の下で20℃と、まさに絶好の条件でした。
卵は黄色く熟し状態も良く、軽く腹部を押せばいくらでもするすると出る感じで、合計で2,000個と十分でした。
出勤前の短時間で人工授精の作業をする都合もあって、精子の量が多く、スプレー状にいくらでも出す状態の親魚用いて、短時間でいっきに採卵しておきました。
②で用いた素赤の4歳雄魚(両親)は、トップページ中央の白勝ち更紗(横綱)の子で、当歳時から後ろが大きく、返しも良い安定した魚です。
③の雄魚は高知の土佐錦魚保存会の全国大会で2度優勝している魚で、5歳となりますが、後ろの張りも良く、まだまだ現役バリバリの状態です。
④の雄魚は同居させていた2歳魚(両親)で、雄親は一昨年の高知の土佐錦魚保存会の全国大会で2歳魚で優勝した魚です。 この2歳雄魚は追星が出ておらず、体型的には雄魚ながら今朝まで一度も精子が出なかった魚です。 プラ舟の中で執拗にこの雌魚を追い込んでいたので、試験的な意味も込めて少量ですが採卵してみました。
40Lプラ舟8個を並べて加温し、孵化用としているスペースも、ようやく本来の役を果たすべく、活気が出てきた感じです。
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