土佐錦魚日記
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2016年4月30日(土)
4月も終わり
孵化31日目の3/29孵化

 の稚魚は、孵化から1か月となり、体の太みも増して金魚らしい体型になりつつなります。

 先週、1鉢35尾とした稚魚ですが、1週間経って初めての全換水と同時に少し選別して減らして、1鉢30尾としています。

 丸鉢の稚魚にも、夜間の波板による保温を念のためしていることもあって、朝の最低水温は13℃までには収まっていますが、低温時はシュリンプを食べ終わるまで時間がかかるり、あまり泳がなくなるのが気がかりです。 

2016年4月23日(土)
丸鉢へ
孵化24日目の3/29孵化 丸鉢には35尾入り×6個

 最近では、日中の水温は20℃を超える日も多くなり、春らしい日が増えて、陽射しも暑い日が度々ある感じとなってきました。

 日々色々と忙しく、週に一度の日記が通常になって来ていますが、換水や給餌は例年通りどうにか行っていて、今朝は
(3/29孵化)の3回目の選別を終えています。

 これらの稚魚は非常に成績が良く、300尾からの選別で210尾が残ったので、丸鉢6個に35尾ずつに分けて移動させておきました。

 最低水温が少し気になって、丸鉢への移動は遅らせていましたが、ここ数日の丸鉢の水温は、夜間波板をかけておけば13℃程度となってきたので、このサイズの稚魚にはもう問題は無さそうです。

2016年4月16日(土)
2回目の選別
孵化17日目の3/29孵化
(100尾×3舟)
産卵を期待している二歳雌魚

 昨日までの5日間は、出張で家を空けていたため、全ての魚の換水は休止し、餌は家族に頼んで控えめの最低限の給餌としています。

 この出張に備えて、加温していた産卵用の2歳・親魚の80Lプラ舟は、産卵があってはいけないので、前回の産卵のみで加温を止めて、無加温の状態に戻しての出発としておきました。

 二歳雌魚の80Lプラ舟1個と、3歳雌魚の80Lプラ舟1個がかなり青水化して、腹部が丸みを増して柔かかった雌魚が細くなっていたので、もしかすると産卵があったのかもしれません。

 とりあえず昨日は、帰宅して全ての飼育容器をチェックして、換水を行っています。

 今日は稚魚の選別も兼ねて、40Lプラ舟の換水も行っておきました。

 稚魚3/29孵化)は、前回の初選別で600尾に減らして、40Lプラ舟3つで飼育していましたが、今回の選別では、これを半減させ、各100尾として3舟に分け入れておきました。

 今回の選別では、尾の開き過ぎや左右の違いを主体にハネ出しましたが、残した稚魚は写真の通りで、前回の印象よりもさらに良くなって、理想的な親骨の角度を持ちながら尾も大きいものがかなりを占めている感じでした。

 右の黒い二歳魚は雌魚で、今年の産卵を期待している魚ですが、他の雌魚と同様に出張中の給餌不足もあって少しやせている感じで、産卵はお預けと言った印象です。

2016年4月9日(土)
初選別
孵化11日目の3/29孵化 40Lプラ舟の (200尾×3舟)

 今日は孵化から11日目となる(3/29孵化)の初選別を行っています。

 このは、3/24に約2,000個を産卵して、29日に孵化率8割で(1,600尾が孵ったものです。

 今回の選別では、尾の角度を主体に適正範囲以外のもの、次いで尾の小さ過ぎるもの、不正魚等をハネ出して、600尾に減らしています。

 毎年、第一回目の選別は時間的にも余裕がある時期なので、しっかりと確認しながら行っていますが、このの稚魚の印象は、形質のバラつきが見られる感じですが、比較的良いものが多いようです。

 写真はどちらも選別後で、ブラインシュリンプの給餌を行った後に撮影したため、腹部が膨らんでオレンジ色になっています。

2016年4月3日(日)
桜満開
近くの桜も満開(4/2撮影) 購入した酸素ボンベ

 広島市の桜は、3/23に開花宣言となりましたが、暖冬の声がよく聞かれながらも、うちでは梅も桜もほぼ例年並みの開花と言った感じに落ち着いています。

 うちは標高が82mで、中心街よりはかなり気温が低く、冬期は雪や氷もしっかりとあるので、このまま行けば4月末からの例年通りの産卵が見込まれます。

 さて、今日は午後に西日本土佐錦魚保存会の会員の方が見学に来られて、以前からお願いしていたブラインシュリンプの卵と酸素ボンベを持ってきていただきました。

 酸素ボンベの方は、会員の方への分譲魚の袋詰め用に、中古で購入したものですが、容量は0.5Lと小型ながら、減圧器やガンも付いて使いやすいものとなっています。

 会員の方には、前回の訪問から何年かぶりだったため、丸鉢の数が増えたことや、うちの魚の尾の大きさに改めて驚かれたとのことでしたが、1時間程度の時間、ほとんど全ての魚を洗面器に上げ、色々とお話しをさせていただきました。

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