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優勝者に贈られる盾 |
敢闘賞の副賞予定の二歳雄魚 |
先週から本格的な準備を進めている「西日本土佐錦魚保存会」の10周年記念品評会ですが、昨日表彰の盾が出来上がり、業者から送られてきました。
写真は各部門の優勝者に贈られる表彰の盾で、今年は新体制に移行して初めての品評会でもあり、10周年の記念大会なので、デザインもこれまでと少し変えて、見た目の華やかさを演出するものを選んでいます。
今年から私が会長を任されましたが、総会で私の品評会への出品について、会員の皆の意見を聞いたところ、目標とするためにも会長の魚は出品して順位付けをして欲しいとの意見で一致したため、私の魚も出品することとしましたが、私の魚が入賞した場合には表彰の対象から外すことにします。
そのため、盾や副賞は順位を繰り上げて贈ることになるので、今年からは会員の皆さんが盾を手にする確率が上がっているので、ぜひ頑張って良い魚を持ってきていただきたいものです。
ちなみに、盾は例年同様に親魚の部、二歳魚の部、当歳魚の部の3部門の上位3名に贈られます。
9月6日に行った当歳魚研究会では、大小の2部門に分けてみたものの、審査時間の制限や大小のサイズ分け、出品者の偏りなどの課題もあって、今回の品評会では例年同様に当歳魚も1部門のみとすることとしています。
私が会長を任されてから会の方針を改めて、会長が独断専行することなく、可能なことは会員の要望を取り入れて、さらに良い方法を探ることに努めているので、今回の失敗も貴重な経験だと考えています。
審査については、細分化した審査項目による得点制を、二歳と当歳の研究会で試行してみましたが、どうしても時間がかかり過ぎるため、簡易の得点表とこれまでの審査法との合体版で行うことを検討しています。
得点表による審査については、審査基準の目合せや言葉の定義をテーマに、研究会などで皆にしっかりと浸透させて欲しいとの意見も出ていて、取り組んだ意義は大きかったと感じています。色々なことに積極的に取り組み、結果で判断して、さらに良い方向を選択するためにも、今回のことは大切な一歩です。
また、今回は、O副会長の発案で、「会長が種魚を副賞として贈ってはどうか」とのアイディアをいただいたので、会長の個人賞として敢闘賞を設けたいと考えています。
頑張って入賞した会員の中から、さらに上を目指してもらうために、きっかけとなる特徴的な種魚を贈ってレベルアップを促すのが目的です。
会長の個人賞なので、各部門の第7位の出品者から、敢闘賞に相応しい方を私が選んで贈る形としたいと思っています。
会員の皆様には、10周年の記念大会に相応しく盛大に開催できるよう、ぜひ多くの良魚を出品してもらえるよう期待しています。
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