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@(5/4孵化)のうちの1尾 |
C(5/8孵化)のうちの1尾 |
C(5/8孵化)のうちの1尾 |
近所では金木犀の香りも強くなり、日に日に秋の気配も強くなって、当歳魚はより一層顔の尖りを増している感じで、盛夏には見るに堪えなかった魚も、比較的良く見えるものが出ているほどです。
今日も少し時間があったので、先日に続いて当歳魚を撮影してみました。
今年の当歳魚は、全体的に褪色が比較的遅れ気味で、黒い魚が半数も残っています。採卵に用いた魚のうち、二歳魚で色変わりをした魚を何尾か用いた影響もありますが、当歳で褪色したペアの魚でも@やCのように1尾も色変わりしていない鉢もあるほどです。
この@やCの鉢の魚はお気に入りが多く、23日の日記にもこの鉢の4尾を掲載していますが、顔の尖りや体の太みに加えて尾の大きさや安定感など全体的な形質のレベルが揃って高く、来年に向けて、数多く残せるようになりそうです。
ただし、今年の当歳魚は、皺が入るものが非常に多く、早くから品評会出品魚がほとんどいなくなってきていて、品評会への出品魚という観点からは、過去に例が無く出来の悪い年となりそうです。
一方、来年以降の交配の観点から今年の当歳魚を見てみると、それほど悲観的な状況ではなく、むしろ色々と面白い掛け合せが出来そうな良い資質を持つ魚が多く、早くも来春が楽しみな心境です。
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O(5/22孵化)のうちの1尾 |
G:2尾(5/8孵化)のうちの1尾 |
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F:3尾(5/8孵化)のうちの1尾 |
F:3尾(5/8孵化)のうちの1尾 |
さて、右の写真の4尾は、今日撮影した中から、褪色後の魚と未褪色の黒い魚を、尾の大きさが同程度のもので、左右に並べて掲載してみたものです。
尾の大きさが同程度でも、褪色した魚は尾が小さく見えて、迫力にも欠ける感じがするのが分かるかと思います。
模様による印象も影響が大きく、下の素赤の魚のように、尾の周囲の白い部分が少なく日の丸の赤い部分が大きければ、黒い魚と印象はほとんど変わらず、、尾も大きく見えて遜色はないのですが・・・。
当歳魚は現在20鉢に各3尾の60尾を残していますが、うち褪色中が10尾、褪色を終了したものが20尾となっています。
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