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左が新設、右は1月半経過後の杉舟 |
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今日は早朝から激しい雨でしたが、予報通りに終日の雨にはならずに9時過ぎには止んで、週間予報では4日も降り続く予想が一転して明日からは曇り続きの予報に変わっています。
そろそろ7月も中旬となってきたので、この曇天続きが終われば梅雨明けとなるのかもしれません。
さて、今日は以前からお願いしてあった木製の杉舟と丸鉢4個を、同じ会の会員の方のところへお伺いして、譲っていただきました。
この杉舟は、5月の研究会で1個を譲っていただいていたのですが、この1か月半の使用で非常に良い印象だったので、さらにもう1個を追加したものです。
木製なので、導入前には耐久性や水漏れの心配もありましたが、前回のものを1か月半使用してみると、水漏れは数日で止まり全く問題はなく、状態の良いコケが付きやすく維持しやすいこと、水温の変化が緩やかで保温性が高く、成長も良いことから、屋上飼育のため重量が軽い木製である点も高評価で、大変優れた飼育槽だとの判断です。
前回導入の杉舟は、1週間でコケが付き始めて、その後は3日間隔で全量の換水を行ってきました。コケは当初の緑っぽいものがすぐに茶色く変わって、放っておいても勝手に良い状態に変化しています。
コケの管理は特別何もしていませんが、時々は表面を軽くブラシがけする程度で、写真のように黒っぽいコケが全面に付いていて、魚も見えやすくなっています。
写真は両方の杉舟に水を入れて、直後に撮影したものですが、黒っぽいコケは魚自体も落ち着きやすい様子で、見てわかるように、黒っぽいコケの付いた杉舟の方は入れた2歳魚がすぐに餌を求めて寄って来る状態で、新設の方は落ち着かず周回しているのが対照的でした。
一方、右の写真は、うちの稚魚の中で一番大きなサイズとなっているI-L(4/21孵化)で、1鉢に6〜7尾となっていて、既に当歳魚と言うべき姿になっています。
このI-L(4/21孵化)は、顔と体型が素晴らしく、後ろも十分で、どの魚も欠点が少ないため、なかなか数が減らせず、今日までは2鉢に分けて、2軍相当をプラ丸鉢に入れていましたが、導入した4個の丸鉢をこれに変えて、今日からはモルタル丸鉢が20個での当歳魚飼育となっています。
右の1尾は、今のところ全く欠点の無い素直な姿を見せていて、今後が楽しみな魚です。
また、今日は時間があったので、6/29(日)に別の会員(財前さん)のところにお邪魔した時の様子を、「土佐錦魚訪問記」のページに追加記載しています。
なお、本日訪問した会員(倉西さん)のところの様子は後日記事を追加する予定です。
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