トサキン保存会西日本支部の研究会活動の状況を簡単に紹介します。
(一部の枠付きの写真は、クリックすると拡大します)
会員のための活動ですので、実際にはここに公表出来ない技術や情報などもあり、掲載内容は活動の一部です
(記事は研究会開催後に順次追加する予定です)。
二歳親魚分譲会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2009年4月19日10:00〜17:30) | |||
60尾が入った洗面器が並ぶ | 分譲魚をじっくり吟味する会員 | 人工授精の実演 | 30人以上が集まった |
抜けるような青空の好天に恵まれ、今年2回目の行事として二歳親魚分譲会が行われました。今回の分譲は一般参加も募ったので、出席者は30名(うち会員15名)以上となり、高知県からの4名の参加の他、四国や近畿地域などから、年代で平均すると40歳代前半となる比較的若い方を中心にした集まりとなりました。 分譲魚は二歳46尾、親魚5尾で合計51尾が出品され、参加者は各自の産卵に用いるべき形質を見極めて必要な資質を持った魚を選んでいました。 |
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モルタル角鉢の中の二歳魚 | 一般参加者に解説する支部長 | 褪色が始まった黒いトサキン | 瞳の周囲の白目も黒い |
分譲会の後は、支部長の飼育状況の見学を行いました。今回は一般参加の方を優先して支部長から解説も行われ、それぞれ新たな発見もあったようです。 右上の写真は話題の「黒いトサキン」で、どうやら雌魚のようです。白目や腹まで真っ黒ですが、褪色が始まったようで、尾の条間や腹部にオレンジ色の部分が見えてきました。今年の産卵が楽しみな個体です。(詳しい解説は4/23の日記「黒いトサキン」をご覧ください) |
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(上の写真の4尾は、支部長の明け二歳の中から目についた魚を洗面器に上げて撮影したものです) |