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2007年2月25日(日) 書籍・資料のページを更新
昨日と今日は、少しは2月らしい寒さとなったようで、朝の水温は7℃でした。給餌は、明け二歳は昼前に一度だけ、それ以外は中止としています。
二歳以上はどうしても環境適応力が弱く、無理をすると体調を崩す可能性もあるので、ゆっくりと起こして行くつもりです。
さて、話は変わりますが、「土佐錦魚を創る」のトップページへのアクセス解析によると、訪問者はダントツでこの「土佐錦魚日記」のアクセスが多く、次いでほぼ同じ割合で「掲示板」、「リンク」、「書籍・資料紹介」のページが続いています。
予想外に「書籍・資料紹介」のページが、多くの方に見られているようで、意外な実態があります。
この傾向はずっと以前から変わっていないので、時々ひっそりと紹介する書籍類を追加してきましたが、今日は「書籍・資料紹介」の入り口のページに、全書籍類の一覧リストを作りました。
これで、書籍名をクリックすると紹介ページに飛ぶので、より見つけやすくなったと思います。
今回は、合わせて「日本の金魚」、「金魚愛玩六十年」、「金魚&らんちゅうカタログ(平成4年)」、「アクアライフ2002年5月号(金魚のはなみち)」の4冊の紹介記事を追加しています。
2007年2月17日(土) 更水化と給餌始め
今日は一日中雨で、水温はずっと8℃でした。昨日に続いてまた一つ舟を換水して、全ての舟をほぼ更水まで薄くしています。
水が更水に近くなると、土佐錦魚からも飼育者が良く見えるので、自然と泳ぎが良くなり、餌を求める動きもより活発となってきます。
今日は試験的に、昼間は波板を外して、今年初めての給餌を行なってみました。
給餌量は極僅かに、1尾に1〜2粒程度ですが、全ての魚がそれぞれ食べる様子を見ていると、この冬も無事に明ける事を感じさせてくれます。
写真は昨日の夕方撮影したので不鮮明ですが、4歳になった雌魚です。
秋に太らせすぎていたので、冬眠中に逆立ちするかと心配していましたが、こちらも元気な姿を見せてくれています。
体型は昨日の3歳と似た所もあり、さらに丸手で腹出しが良いのですが、尾筒が短く親骨が少し前に来ているので、あまり太らせないようにするつもりです。
2007年2月16日(金) 日が長くなりました。
気が付けば2月も半ばを過ぎ、最近は、かなり日が長くなってきました。昨日と今日は天気も良く、朝の水温は11℃、夕方には16℃もある暖かさでした。
私の場合、平日の帰宅は、どんなに急いでも午後6時15分頃となるのですが、昨日は、帰宅時にまだ少し明るく、いよいよ夕方の管理が出来るシーズンとなったので、夕方一舟ずつ換水を行ないました。
夕方は、貯水タンクの水の方が低温なので、やかんに2杯のお湯を足しながらの換水です。
今年は非常に暖かいので、もう青水の必要性はほとんど無いと感じています。土佐錦魚達も、水面で餌を求めるようになって来たので、14日の換水でかなり薄めた青水でしたが、これをさらに薄め、今回はほぼ更水に近くしています。
写真は明け三歳です。微妙に痩せた感じもしますが、十分な体調を維持して健康に冬越しが出来たようです。夕方の写真なのでフラッシュ撮影となり影が出ています。
2007年2月15日(木) メールがどうもおかしいような・・・
私宛にメールを頂いた場合、ほとんどの場合、即日の返事を心がけています。どうしても書けない場合でも、翌日お返事を送るようにしています。
ただ、今週に入ってから、「てっきり送ったつもりのメール」が、届いていない事が複数確認されています。どうもこちらからのメールが一部で届いていない事があるようです。
こちらには、記録として送信エラーもなく、送信済みの扱いになっているので、てっきり届いているつもりだったのですが、どういうわけか不明なのですが、何かメールソフトがおかしいようです。
また、本日こちらあてのメールが、こちらのメールソフトで迷惑メールとして処理してあったため、あやうく削除しそうになりました。これも、今までなかった事です。
そのため、試験的に職場の自分宛や知人のところへメールを送って状況を確認していますが、現在のところ、試験メールについては一件も間違いなく届いていますので、メールの送受信のほとんどが正常に処理され、ごく一部のメールの扱いだけがおかしくなっているようです。(同じ相手でも、届く場合と届かない場合があるようです)
特に今週に入ってから、私宛にメールを送られた方で、翌日まで待っても返事が無い方は、当方へ未着、あるいは当方からの返事が送信エラーとなっている可能性が大きいと考えられます。
多いときは1日に何件も、問い合わせや質問などを頂くのですが、これまではお答えしないような事は一度もなかったつもりです。
もし、「メールを送ったけれど、返信がない」などの方があれば、大変ご面倒をおかけしますが、再度返信があるまでメールを繰り返しお送り頂くか、返事が未着の旨を掲示板に書き込んで頂けますよう御願いします。
掲示板に書き込みの際は、なんとなく内容が分かるような書き方や、差出人のイニシャルなどで書き込んで頂いて結構です。メールアドレスをご記入下さい。返信があるまでこちらからメールをお送りしてみます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
2007年2月10日(土) 青水の変化
2月6日(3日後) 2月10日(1週間後)
2月3日(換水直後) 今朝の舟の水温は、昨日に続いて10℃と暖かい朝です。
先日換水した当歳の舟は、写真のようにすぐに青水化が進み、1週間で良い感じの濃さに戻ってきました。
このままどんどん濃くなると思いますが、あまり濃くしないように、来週あたりは再び換水する事になるかと思っています。
冬季は時々の換水の他には特別な管理もありませんが、「トサキン保存会西日本支部」の事務局としての仕事はそれなりにあって、日々充実した日々を過ごしています。
先日、会員の方へご案内したブラインシュリンプエッグの共同購入については、明日を予約の締め切りとしていますが、すでに多くの方々からご希望がありました。
まだ希望をお聞きしていない方は、ご連絡を御願い致します。
先程、アクセス数の確認をしてみると、昨夜遅く行なったHPの新ページ追加の影響か、今日のアクセス数は午後9時現在で、いつもの2倍に迫る勢いでした。
最近は日記も滞っていましたが、やはり記事を追加して充実すると、訪問者の方の反応は顕著にアクセス数に出てきて、あらためて頑張らねば・・・と感じさせます。
2007年2月9日(金) 過去の写真の整理と掛け合わせ結果のまとめ
先日から、HPの新たなページ作成に時間を割いてきましたが、なんとか今日まとめて更新する事ができました。
更新したファイルは171ファイルもあって、一度に更新した量としては恐らく最多記録だと思います。(写真の枚数が多かったためです)
はじめに、中途半端で気になっていた「2004年お気に入り土佐錦魚(系統と系図)」のページを大幅に改良して、交配事例を中心に組みなおし、2005年と2006年の交配結果を付け加えて、「掛け合わせ事例と系図」としてまとめました。
この作業で、あらためて昨年の掛け合わせを見ていると、今年の参考となるものが多々ありました。
また、「2004年土佐錦魚写真館」を作って、あらたに右の魚など、初公開となるものも入れてまとめました。
以前の写真を見ていると、その時には気づかなかった良い形質の魚を見つけたり、その後の伸びを想像できる様なものもあって、これも良い勉強となりました。
それから、「土佐錦魚を創る」のHPとしては、あまり重要性がないページで、以前から消そうかとも考えていた「ベストショット」と「シャッターチャンス」ですが、消すのはいつでも出来るので、とりあえず分かれていた2つのページを1つに統合しています。
2007年2月4日(日) 久しぶりの換水と白雲病
換水前 換水後 今朝は少し暖かく、水温は7℃でした。
写真は明け二歳の舟で、昨日の親魚の舟とは違って、左の換水前の写真のように、青水が薄まって完全に透明になってしまいました。
また、年明けから異常には気が付いていて気になっていたのですが、体表に白雲病が付いた魚も出ているので、この舟は換水を行なう事としました。
昨日行なった換水の前後の写真を比較して掲載しています。やっと時間が取れたので、これで一安心です。
白雲病は、今日明日にでも処置が必要な恐ろしい病気ではありませんが、冬季の水質悪化が一番の原因の、管理不足の病気だと感じています。
0.5%の塩水とすれば、まだ治りも早いのですが、異常な暖冬とは言え二月は一番の厳寒期ですので、今回は青水の再生を優先して、全換水して環境をリセットするだけとしました。
また、換水では極僅かですが、隣の舟から良い状態の青水を少し移してのスタートです。
白雲病を引き起こす病原菌は2種類ありますが、何れも低温で繁殖するため、20℃以上まで加温できれば楽に治せるのですが、産卵が困難になるので、うちでは加温は行ないません。
あとは水質を注意しておけば、早い時期に完治するので特に心配はしていませんが、対策が遅れてしまった事には悔しい思いです。
ちなみにベランダに3つある舟のうち、残りの舟の青水は、緑よりも青に近いような色合いに変わって、濃くなりすぎていたので、こちらもほぼ全換水して、青水を洗面器に5杯程度戻しておきました。
同じような場所にあっても、舟の違いで青水の状態は全く異なるので、それぞれに適した管理が必要になると、あらためて感じさせる久しぶりの冬の管理です。
2007年2月3日(土) 青水の不思議
二月に入って少し寒い日が続いて、朝の気温は氷点下となっていますが、波板の下の舟の水温は相変わらず5℃で安定しています。
右の写真は同じ舟の4歳魚ですが、背景の青水は先日まで薄くなる一方だったものが、そのまま放置しているにも関わらず、今度は一転して濃くなって来ました。
すくい上げた際に、多量に溜まっている底の沈殿物が浮かび上がって舞っていますが、時間が取れればこれを流して新水を足したいところです。
魚の調子は非常に良いようで、手にすくって水面付近まで上げてみると、まだ眠りたいのか潜ろうと激しく暴れる元気の良さです。
12月の初めに餌を切ってから、二ヶ月になろうとしていますが、特に痩せた感じは無く、尾は少しずつ大きくなっているようで、顔の尖りも増して良い形になっています。
この2尾を見ていると、春の産卵では再度(素赤の雄は三度目となりますが・・・)この2尾を使って採ってみたくなりますが、スペースの都合もあり、どうしようか思案中です。
また、先日から「トサキン保存会西日本支部」の会員の皆様より、会報が届いたとのお礼の連絡を頂いています。どうにか評価に耐えるものが出来たようで一安心です。まだまだ改善すべき部分も多々あると思います。より良いものにするために、ご意見などあれば遠慮なくお知らせ下さい。