暖冬で暖かい日が続く中、平年並までは寒くありませんが、最近はそれなりに水温も下がっています。それでも毎朝の水温は寒くて5℃、暖かければ8℃位で推移しています。ちなみに今朝は5℃でした。
この一ヶ月は色々とバタバタしていて自由な時間が無く、全く魚の世話も出来ず、放任状態ですので、壁面にはコケが付き、底にはフンやコケの塊などが溜まって、どんどん青水の色が薄くなっています。
うちのベランダでは、魚の姿さえ全く見えない状態から、写真の様な状態になっていますが、魚の状態は非常に良いので、あまり気にせず(実際は手を入れる時間もとれないので・・・)、このままの状態とします。
青水は、屋上で飼育している場合には、波板を掛けた状態でも、飼育水が蒸発する以上に雨や雪による水の入り込みがかなりあるので水位が下がる事も無く、適度に新たな水が補充されていましたので、うちでは一度作れば薄まる事はありませんでしたが、ベランダで雨の入り込みが無い状態では、こうも簡単に薄まっています。
元水の水質も屋上とベランダでは変わっているので、これも影響しているはずで、水道水では青水の持ちが悪く、降雨に頼った水の更新ができない状態と、日照不足が追い討ちを掛けているようです。
逆に言えば、よく青水の維持が出来る(良質の植物プランクトンが増えやすい)水質の井戸水などで、適度に雨が入り、十分な光量があれば、波板を掛けっぱなしで特に何もしなくても、長い期間良い状態が保てる事になります。
青水の管理にも様々な方法がありますが、一般によく言われている「土佐錦魚の飼育には、これが絶対という飼育方法は無い」との表現は、「それぞれの飼育環境に合わせて、色々と飼育方法を変えなければ、良い魚は出来ない」という事をあらためて教えてくれているように感じます。
さて、トサキン保存会西日本支部の会員の方には、お待たせしてしまった会報ですが、一昨日刷り上って届いたので、今日は発送の準備をしました。
雨で濡れたりしない様に、ビニール袋で包んで封筒に入れるだけですが、新規入会の方へは会員証を作って入れたり、品評会のDVDを希望される方へはこれを複製して同梱したりで、思いの他時間がかかり結局4時間はかかりっきりでした。
会報は、明日には全員分を発送しますので、近隣の方は今月中に、遠方の方でも遅くとも来月の頭にはお手元に届くと思います。
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