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2006年11月26日(日) |
品評会結果のページを完成に |
今日ようやく、1週間前の品評会結果について、紹介ページを完成させる事が出来ました。「速報」で公開していた時は6位までの紹介でしたが、今回10位までに増やして、解説も加えています。
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2006年11月25日(土) |
一般用のDVD |
今日も寒い一日です。今朝は上面を波板、底と壁面を3cm厚さの発泡スチロール板で保温しているプラ舟でも、水温は9℃でした。
魚はまだまだ餌を欲しがりますが、かなり少なめに与えています。
昨夜の日記で少し書いた品評会のDVDですが、今日は一般の方への販売用サンプルを作ってみました。
写真は、会員用が右側、一般用は左側です。内容も少し違っていて、会員用には支部長が撮影したトサキン保存会(本部)の第34回品評会(11月12日の池袋で開催)も入れて、収録時間は約55分(一般用は約35分)です。
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2006年11月24日(金) |
品評会のDVD |
品評会のDVDがなんとか出来上がりました。丸3日がかりでの完成です。前回のものより画質を良くして、親魚、二歳魚、当歳魚の上位10尾と参考出品8尾の魚評を支部長が行う形です。
会員の方には、配布方法について、後日あらためてお知らせ致します。
前回の当歳魚品評会(+昨年の広島土佐錦魚の会第三回品評会)のDVDは、希望する会員の方には無料でお配りしましたが、一般の方からも問い合わせがあり、対応を苦慮していました。
土佐錦魚の普及と保存を柱に活動を行っている会として、これらの声へも応えたいと考えていましたが、あくまでも会の活動の成果ですので、会員への配布を前提として製作しています。
一般の皆様へ販売方法については、まだ検討中ですが、支部長が良い方法を設定して頂ける見通しが立ってきました。決定すれば、日記でも情報をお伝えしますので、しばらくお待ち下さい。
さて、土佐錦魚の飼育の方ですが、一昨日より夜間の冷え対策に波板をかけています。平日の給餌は1日に1度で早朝のみですので、朝の水温を少しでも上げておくのが狙いです。
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2006年11月21日(火) |
品評会結果の掲載HP |
一昨日の品評会結果が早くも金魚一道さんのHPで非常に詳しく紹介されました。ありがとうございました。
まさか、ここまで早く掲載されるとは思っても見なかったのですが、写真も非常に良く写っており、過分な評価も頂き、感謝に耐えません。重ねて御礼申し上げます。
さて、昨日からは、やっとじっくりと冬越しの準備に入り、休日以外は1日1回の給餌としていきます。
昨日から続く暖かさで青水の進む具合が加速するのを祈るばかりですが、早朝の給餌のみとなってくるため、明日からは波板をかけて早朝の水温を確保した上で給餌を行う形にしようと思っています。
今日の写真は当歳魚の部 第7位の魚です。予定に反して12日の日記の3尾ではなく、一番下の黒い魚を止めてこちらを出品しました。
この体と太い尾筒ですが雄のようです。
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2006年11月20日(月) |
品評会から一夜明け、冬の準備 |
昨日の品評会の余韻を感じつつ、今朝は久しぶりに少し暖かい一日でした。朝の水温は10℃、日中は16℃まで上がっていたようです。
今日は、舟のコケを全て綺麗に落として、やっと青水作りをスタートする事が出来ました。
あわせて当歳魚を8尾、80Lのプラ舟に移して、冬に向けての準備に入りました。
昨日の品評会に出品した魚達も今日の陽気に非常に調子が良いようで、疲れは見えない感じです。なお、今日の写真は二歳魚の部で優勝した魚です。
さて、品評会の結果紹介ですが、あらためて写真を見てみると、雨天で光量が不足する中、時間にも追われて、数枚ずつしか撮影できなかったため、非常に心配していましたが、やはり酷い写りでした。
それでも、昨日からのアクセスが尋常ではないので、皆様の期待を考えて、不完全でも一応「速報」という形で公開する事としましたので、ご覧下さい。
後日、あらためて写真を追加、差し替えて順次完成としたいと思います。
なお、「鉢の上の雲」のHP上にも品評会結果を一部を写真掲載されています。
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2006年11月19日(日) |
トサキン保存会 西日本支部品評会 |
記念すべき第一回の品評会が、盛況のうちに無事終了しました。
小雨が降ったり止んだりとする天気の中、県内の会員はもちろん、関東や中国、九州などからも多くの会員の参加を頂きました。
また、会員以外の方の参加も多く、ポスターを見て来られた県内の方や、高知や徳島、兵庫など県外から遠路はるばるかけつけて頂いた方、さらに、「三卯養魚場」様、「金魚一道」様が遠方より取材に来られ、会場は予想以上の賑わいで、本当に嬉しく感謝に耐えない思いで、多くの皆様のご協力に、まずはお礼申し上げます。
一般の方への開始時間として通知していた11時には、すでに左上の写真の通りの賑わいで、天候が良ければさらに増えていただろうと思うと少し恐ろしくなりました。
出品魚は当歳魚56尾、二歳魚38尾、親魚18尾の合計112尾で、第一回ながら、どこの会にも負けない非常に高レベルの充実した内容であったと感じています。
審査は順位が確定するまでは番号札を伏せて行い、まず支部長指名の審査員が順位を仮決めしたものを、後に支部長が最終修正して決定する方法です。
今回も、当歳魚品評会同様、審査員の仮決めした順位は、ほとんど変更される事なく順位が最終決定しました。
うちから参加させた出品魚は、当歳の部で優勝、4位、7位、二歳の部で優勝と思いがけない好結果でした。
右上の写真が当歳の優勝魚です。現在の状態を評価する会ですので、当歳離れした前極めと尾の大きさでこの評価でしたが、次年度以降ひっくり返らないようにするのが非常に困難なタイプとの事でした。
右下の写真は、今回頂いた当会オリジナルの盾です。
品評会結果は、後日出来るだけ早く掲載する予定です。
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2006年11月18日(土) |
明日は品評会・・・留守番の当歳4 |
O氏の分譲魚 |
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2006年11月12日 |
今日は昼過ぎから小雨が降り始め、一日中寒い日となりました。
品評会も明日に迫りましたが、水温も6℃と低い中、今朝は遅い給餌を軽めに行い、10時半にさらにほんの少し給餌して終了としておきました。
さて、今日の写真の当歳はHP上では初公開です。先週の本部の品評会で6位となったO氏の当歳魚の兄弟魚で、2ヶ月前に無理を言って分譲して頂いた魚です。
氏の系統の中でも最も初期に確立されたタイプで、特徴的な丸っこい腹部と目先の鋭さ、狭い目先、丸手でありながら渡りが長く尾が大きいタイプで、土佐錦魚の理想とすべき魚として抜群の形質を備えていると思います。
左の後ろにたるみが残り、尾芯が左に曲がっていますので品評会魚ではありませんが、次年度以降のうちの魚の方向性を左右する重要な種魚として、この魚の意義(価値)は、最も高いと思っています。
尾の一部は再生中ですが、この時期でも尾が全体的に少しずつ大きくなっていて、その潜在能力を感じさせる魚です。
なお、明日の品評会は雨天決行です。皆様お越しの際は、雨と防寒の対策をしっかりして、気をつけてお越し下さい。一般の方には11時以降のお越しを御願いいたします。
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2006年11月17日(金) |
留守番の当歳3 |
Kやや長手の猩々 |
Lホルスタイン模様の更紗 |
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2006年11月16日 |
2006年11月16日 |
今日も寒い一日で、朝は6℃、日中は14℃でした。
寒い朝だったので、1回だけ控えめに給餌しましたが、夕方も早くから日が落ちて寒かったので給餌は止めて、今日は朝1回だけの給餌となりました。
今日の写真も品評会には持って行けない魚です。
左のやや長手の猩々の素赤は、品評会にも出せるレベルの魚ではないかと思っていますが、どうしても目幅が気になり、腹の出ももう一歩で、微妙に尾芯を下げる事があるので留守番組みと決めています。
右は模様だけは鮮やかで、所々にダルメシアンかホルスタインと言ったような模様が入って派手ですが、尾が小さく全く見栄えのしない魚です。
実は以前に一度紹介しており、褪色中にキャリコ模様のようになった魚です。
さて、品評会も明後日に迫ってきました。今日は受け付け名簿を作って事務局としての準備も終了です。
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2006年11月16日(木) |
留守番の当歳2 |
A首曲がりの素赤 |
A小皺でたるみの素赤 |
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2006年11月16日 |
2006年11月16日 |
今日は昨日同様の水温の変化で、朝8℃、日中14℃で、餌も以前のようには欲しがらなくなっています。
昨日に引き続いて、明々後日に迫ってきた品評会とは無縁の魚の紹介です。
今日の写真の2尾はともに昨日の魚の兄弟魚で、屋上の丸鉢飼育ものです。
半放任の朝1回のみの給餌、週に約1回の換水条件にある魚ですが、小さいサイズなりに形も出来てきました。
来年の産卵には、1軍の成熟のタイミングが悪ければ種用にピンチヒッターとして使う事もあるかと残している魚ですが、来年は2腹を採って2鉢で飼育するのが、今の設備で許される最大規模となりますので、余程の事が無ければ活躍の期待は無いのではないかと思っています。
左の魚は、10/27の日記で1度紹介している魚で、写真では分かり難いのですが、顔が左に少し曲がっているのが残念ですが、胸鰭も大きく良い魚だと思っています。
また、右の魚は尾の後ろにいくつもの小さな皺とたるみがあるのですが、このタイプの尾がどうなるのかを見てみるために残しています。
それにしても、池袋でのトサキン保存会の品評会結果が「金魚一道」さんのHPに、昨日から掲載されていますが、非常に参考になります。(こんなに早く載せて頂けるとは思っていなかったので、非常に喜んでいます。)
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2006年11月15日(水) |
今頃褪色が・・・留守番の当歳 |
A尾の小さな褪色中 |
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2006年11月12日 |
立冬を過ぎて1週間となりますが、今朝の水温は8℃、日中も14℃までしか上がらず、最近は日々の換水でもいつも手が冷たく、冬へ足を踏み入れた事を感じさせる一日でした。
この寒さの中、今日の写真は11月に入って褪色が始まった当歳魚です。Aの子で、褪色が始まって2週間になりますが、この時期の体色はゆっくりでなかなか進まず、いまだにこんな感じです。
当歳の一軍は、ベランダの丸鉢で4尾×2個の8尾が定員ですので、先日まで紹介してきた7尾と未紹介の1尾以外は、屋上の丸鉢2個で半放任飼育となっています。
この魚も屋上の半放任飼育魚のうちの1尾で、早くから屋上に上げていて、朝1回のみの給餌、週に約1回の換水条件だったため、サイズも非常に小さいままです。
当然今年の品評会とは無縁の魚ですが、非常に安定したバランスの良い魚で、2歳以降の伸びが期待できそうに感じるので残していたものですが、うちではスペースが極めて限られているので、どうなるかは微妙なところです。
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2006年11月14日(火) |
当歳魚 その3 |
P渡りと尾の大きさが特徴 |
E板前で硬い尾肩 |
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2006年11月12日 |
2006年11月12日 |
今朝は小雨が降る暖かい朝で、水温は13℃もありました。
久しぶりに朝からしきりに餌を欲しがるので、普通の給餌量に戻して出勤でした。
帰宅時も水温は非常に高く17℃もありました。明日の朝は少し冷えそうで心配もありましたが、今後は(一日2回の給餌ですので)どこまで十分に与えられるは怪しい事もあって、品評会までは少し無理をして多めに与えておきました。
今日の写真の当歳魚は、ともに腹が細すぎていっこうに太って来ないのが残念な魚です。
どちらもガクトの血をひく魚で褪色は遅いようで、左が子で右は孫になります。板前で返しは浅いのですが渡りもあり、バランスが良く見所のある魚だと思っています。
左の魚は、写真で瞬間的に見ると張りも良い大きな尾ですが、少し右につり気味になって尾芯をすくうように泳ぐ事、右は親骨がまだ前に出ず、尾芯わきにしわもある事から、品評会では留守番の予定です。
どちらも、来年以降好転する事を祈っています。
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2006年11月12日(日) |
寒くなってきた中、当歳魚は・・・その1 |
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2006年11月8日(水) |
冷たすぎる朝 |
今朝は上空にマイナス30℃以下の猛烈な寒気が下りて来た影響で、屋上の丸鉢はなんと3℃まで、ベランダの丸鉢でも4℃まで冷えていて、驚きの朝となりました。
昨日まで10℃ちょっとまでしか下がっていませんでしたが、さすがに暖かい秋も終わりで、本格的な冬がすぐそこまで迫ってきた感じです。
昨日は、今朝の冷え込みを予想していたので、朝一回のみの給餌で、量も控えめにとどめていたので、今朝の冷え込みは予想範囲内で影響は無さそうでしたが、早朝はさすがに動きが緩慢で、餌を求めて寄って来るのも確認できるか出来ないか位の動きでした。
特に水に傷みは無く、換水の必要は無かったのですが、日中は少し水温も上がりそうなので、丸鉢で1/4、舟を1/5程度の水を捨てて、少しだけ換えておきました。
その後、出勤直前には餌を求めて浮いてくる姿が見られたので、ごく控えめに朝1回だけ給餌して、夕方帰宅後に電気をつけて、やはり少しだけ給餌しておきました。
昨年は既に、この時期には当歳魚をプラ舟に移していましたが、今年もそろそろ移した方が良さそうです。舟の方は2ヶ月も前から、貯め水用に1舟を空けて使っているので、いつでも移せる状態ですが、丸鉢でコンスタントに10℃を切るようになる前には移すつもりです。
ちなみに80Lプラ舟は3cm厚の発泡スチロールで側面と底面を覆っていますので、今朝でもベランダで7℃でした。今年は当歳魚のサイズも小さいので基本どおりに10Lに対して1尾の割合で、8尾を入れて冬越しを迎える予定です。
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2006年11月5日(日) |
連休最終日、それぞれ太くなってきました。 |
週間天気予報をみても、さらに冷え込みは進むようですが、今朝も秋らしい一日で、この連休の毎日4〜5回の給餌(アユ餌のみ)と、この冷え込みの効果で、それぞれが太みを改善したようです。
今日の写真は三歳雌魚で、I氏の系統魚です。尾筒から前が非常に見事な魚で、今年の産卵でも良い仔を多く得られました。
親骨の押さえが弱く、尾が小さいので品評会には持って行くつもりはありませんでしたが、最近急に尾が大きくなりはじめてきたので、もしかすると持って行くかもしれません。
どちらにしても大切な種親として、来年も活躍を期待しています。
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2006年11月4日(土) |
白が消える?不思議な二歳魚 |
今朝も昨日同様の冷え込みで、昼間でも20℃を少し超える程度と、やっと土佐錦魚にとって良い仕上げの条件となって安定してきました。
今日の写真の二歳もO氏の系統の雄魚です。なかなか太らないのが難点で、眼幅があり顔にシャープさが無く、親骨の押さえが甘いのも気になりますが、この魚も最近の冷え込みで、鱗の肌理も細かく、少し腹もふっくらとしてきました。
返しがどこまで来るか、来年以降もどう変わるか見ておきたい魚です。
この魚は、桜錦などで見られる透明鱗のような雰囲気の更紗模様で、紅白の境目がはっきりとせず以前から気になっていましたが、改めて1年前の写真と比べて見て驚きでした。
おかしな事に、背中の更紗模様の白が、どんどん少なくなっているのが分かります。
一般に、白勝ちの魚では、残った赤が抜けて真っ白になってしまい、がっかりするのはよく聞く話ですが、この場合は赤い色素が失われて白く見えるのがその原理です。
そのため、理屈上では赤が増えるには新たに赤い色素を、しかも褪色後に作り出す必要があるはずですが、そのような事があるのでしょうか?どちらにしても不思議な現象です。
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2006年11月3日(金) |
流転の二歳魚 |
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2006年4月29日 |
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2006年7月2日 |
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2006年11月2日 |
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今朝はこの秋一番の冷え込みとなり、屋上の丸鉢は9.5℃、ベランダの丸鉢でも11℃まで下がっていました。このところの水温を継続してチェックしてみましたが、2ヵ所の最低水温は常に1.5℃違うようです。
ベランダ飼育は非常に顔が悪くなり腹が出てこない事を感じてきましたが、その原因は最低水温の差にも現れていて、秋の冷え込みに関しても、うちのベランダは2週間近く遅れる事がひとつの大きな要因となっているようです。
さて、今日は昨日に引き続いて二歳魚の紹介です。写真の二歳魚は紆余曲折の経緯の魚で、昨年のO氏の無選別分譲魚(針仔)から出た魚です。
当歳時には尾が小さく、丸手で体型は非常に良かったのですが、一度はハネとして当歳の晩夏に睡蓮鉢へ行きながらも、冬越し時には思い直してモルタル丸鉢での越冬組みに昇格させました。
うちで残す魚はどうしても雄が多くなる傾向が強く、雌が不足気味にとなってしまうため、この春には、貴重な種雌として一軍復帰して手厚く飼育する事とし、産卵にも使いました。
得られた稚魚は6月の鳥害でほぼ失って、種親としての評価は十分に検証できませんでしたが、これだけ親骨が張っていながら押さえがしっかりしている所は稚魚でも確認できましたし、この魚自身が夏を前に尾がどんどん大きくなってきたので、来年は再度産卵に使ってみたい魚です。
産卵後は、お盆前の屋上の規模縮小時からNさんのところでお世話になり、さらに良くなった感じで帰ってきました。尾筒の短い魚ですので、あまり太らせて大きくするといけないのですが、当歳時から小さいままで冬越しをしていた事もあって、現在でも他の二歳にくらべて一回り小型で、抑えて作った感じでかえって良かったのではないかとも思っています。 |
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