トサキン保存会西日本支部「2013年研究会活動報告」

トサキン保存会西日本支部の研究会活動の状況を簡単に紹介します。
(写真は、クリックすると拡大します)

会員のための活動ですので、実際にはここに公表出来ない技術や情報などもあり、掲載内容は活動の一部です

(記事は研究会開催後に順次追加する予定です)。

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当歳魚品評会・分譲会 : 広島市東区民文化センターにて (2013年9月8日9:00〜15:30)
開会挨拶:会員22名が参加 出品魚を洗面器へ 審査員5名が審査 出品魚を囲み歓談する会員
12時から一般分譲会 当歳魚72尾が出品 副支部長解説でDVD撮影 参加者の記念撮影
 穏やかな気候に時折暑い日射しものぞく中、会員22名の参加で「当歳魚品評会・分譲会」が行われました。
 今回の品評会出品者は19名で、合計72尾が出品されました。一般分譲会は、遠方からの参加と品評会結果の披露のために、12時開始として、先に品評会審査を行いました。
 入賞魚20尾は以下の通りです。比較的サイズが小さく、欠点の目立たない魚が多く全体のレベルが揃って来た感じで、会員の底上げも着実に出来て来た様子でした。
第1位:Saijo出品魚 第2位:Kuranishi氏出品魚 第3位:Saijo出品魚 第4位:Zaizen氏出品魚
第5位:Matuda氏出品魚 第6位:Ishimaru氏出品魚 第7位:Kuzume氏出品魚 第8位:Hosogi氏出品魚
第9位:Ooga氏出品魚 第10位:Ikeuchi氏出品魚 第11位:Saijo出品魚 第12位:Kuzume氏出品魚
第13位:Tada氏出品魚 第14位Kitazawa氏出品魚 第15位:Zaizen氏出品魚 第16位:Kuzume氏出品魚
第17位Ikeuchi氏出品魚 第18位:Saijo出品魚 第19位:Tada氏出品魚 第20位:Sakamoto氏出品魚
 入賞魚以外にも小さいながら欠点の無い魚、癖が無く今後の伸びが期待できる魚もいくつかあって、10月の品評会に向け、これからが非常に楽しみな状況でした。
 左は選外の魚の中で特に目を惹いた魚で、体は細めですが、尾もしっかりと決まっていて、10月の品評会では上位入賞が期待される魚だと思います。

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二歳魚研究会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2013年6月23日11:00〜16:00)
会員21名が参加 審査は全員の投票で 総合1位:Kuzume氏出品魚 第2位:Saijo出品魚
 朝は少し雨もぱらつく空模様も、研究会の始まる頃には曇り空で安定し、会員21名が集まって、「二歳魚研究会」が、終日曇り空の過ごしやすい天気の中で行われました。
 今回初めての試みとして行った「二歳魚研究会」には、20尾の出品魚を紅白二組で別審査し、1位を比較して総合優勝とする形式で行い、順位付けは鑑識眼の向上を狙って全員が審査・投票して、来るべき品評会での評価基準も確認しました。
 上位の魚であっても下位評価を付ける会員も数名あり、概ね評価基準は浸透している一方で、まだまだ改善が必要な状況もわかって面白い結果となりました。
 白組上位6尾(○)、紅組上位6尾(
)を掲載します。
第3位:kitazawa氏出品魚 第4位:Ooga氏出品魚 第5位:Ikeuchi氏出品魚 第6位:Zaizen氏出品魚
第1位:Tada氏出品魚 第2位:Ooga氏出品魚 第3位:Saijo出品魚 第4位:Zaizen氏出品魚
第5位:Ikeuchi氏出品魚 第6位:Kuzume氏出品魚

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稚魚・二歳・親魚分譲研究会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2013年5月26日11:00〜16:30)
各洗面器には1鉢分の稚魚 稚魚の選別 2歳魚は39尾が分譲 換水の実習?
 陽射しの熱いよく晴れた研究会日和の中、会員20名が参加して、分譲会・研究会が行われました。
 稚魚については、支部長の稚魚を選別した7鉢分と、会員が出した7鉢分が、2歳魚は39尾が分譲されました。
管理しやすい配置に再編 二歳魚約40尾が残るプラ舟 角鉢も換水 不用な器具類は搬出・・・
 また、当日は、会員が総がかりで、プラ舟や丸鉢の換水を行いました。コケの落とし方や残し具合を確認したり、それぞれの施設や管理方法と比べて違いを確認しあったりと、非常に有意義な実習となりました。
 以下の写真は支部長の残している2歳魚の中から、系統の特徴をよく見せていると感じた魚です。
2歳雌魚 2歳雄魚 2歳雄魚 2歳雄魚
2歳雌魚 2歳雌魚 2歳雌魚 2歳雌魚

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二歳親魚分譲会・研究会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2013年4月7日10:00〜15:00)
角鉢の明け3歳は更水 明け2歳はごく薄い青水 薄い青水の中の明け二歳 この時期は全てプラ舟飼育
 桜吹雪が舞い散る道中を経て会場に到着しました。天気は晴れたり曇ったり、春の嵐で時折暴風が強く吹く寒い一日でしたが、会員25名と2名の一般参加者で、分譲会・研究会が賑やかに行われました。
 支部長の飼育状況は、産卵目前といった感じで、親魚の角鉢では激しく追尾も見られ、魚は状態良く丸みを増している様子で、春の着実な到来を感じさせました。
分譲魚を選ぶ支部長 二歳魚31尾が分譲された 分譲魚の解説をする支部長 分譲魚に見入る会員
  分譲会には二歳魚31尾が並びました。強風で集合が遅れた会員もあったため、分譲開始を13時30分からに遅らせ、一般参加者も交えたくじ引きで分譲者を決めています。
希望が多いものは11人も 分譲希望が重なるとくじ引き 支部長の分譲魚30 支部長の分譲魚30
 分譲魚は、全てが明け二歳魚となり、支部長のものが中心となりました。分譲魚の中には品評会の入賞経験魚も2尾含まれており、その兄弟魚なども多く出されており、レベルが高いものとなっていました。
 なお、分譲魚は1万円前後のものが人気となっていました。
支部長の分譲魚25 支部長の分譲魚15 支部長の分譲魚12 丸鉢も分譲された
 また、写真右端の丸鉢も、希望する会員に分譲されました。

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座談会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2013年2月24日11:00〜17:00)
座談会での歓談の様子 波板保温で越冬中のプラ舟 波板の下は調子の良い青水 青水の中の明け二歳魚
 今年も一年の最初の行事として、15名の会員が参加して「座談会」が行なわれました。
 座談会では、支部長によるアユ餌での当歳魚飼育法の解説をはじめ、飼育上のポイントや土佐錦魚を取り巻く様々な情勢を話題に、6時間あまりの情報交換が行われました。
 また、今年もブラインシュリンプの共同購入を行うこととし、5月にはアユ餌の共同購入も行うこととしています。
 
本格的なシーズンを目前に、参加した会員はそれぞれ、今年の飼育により意欲を高めた感じでした。
 

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