二歳親魚分譲会・研究会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2012年4月8日10:00〜16:30) |
|
|
|
|
63尾が並んだ分譲会 |
分譲希望が重なるとくじ引き |
支部長の分譲魚08 |
支部長の分譲魚10 |
朝は冷え込みが厳しく、うちでは丸鉢に氷が張るほどでしたが、晴天で気温はどんどん上昇し、研究会には会員24名と分譲会への一般参加者5名が集まり、暖かな日差しの中で賑やかな研究会となりました。
分譲会には、二歳魚58尾と三歳魚3尾、四歳魚2尾の合計63尾が並びました。分譲希望が重なった場合には、会員と一般参加者も区別することなく、くじ引きで購入者を決める形としています。 |
|
|
|
|
支部長の分譲魚15 |
支部長の分譲魚25 |
支部長の分譲魚30 |
会員Z氏の分譲魚10 |
今回の分譲魚はレベルが高く、1万円前後のものが人気となっていました。今年の産卵に用いるため、購入者は雌雄を確かめながら、各自の持ち魚との組み合わせを考え、熱心に見定めて特徴のある魚を選んでいました。 |
|
|
|
|
魚を見て解説する支部長 |
放任の孵化容器の中に… |
水深2cmで生き続ける土佐 |
分譲予定の多数の丸鉢 |
桜もまだ満開には数日を要する感じで遅れている中、支部長の飼育場も親魚の冬囲いが取れていない状態でした。
そんな中、特に目についたのが、洗面器2個分程度の容量のプラ容器で、人工受精の際にこぼれた卵から孵化して生き残っっているトサキン(上の写真中央の2枚)です。3尾のうち2尾はフナ尾ですが、昨年の春からずっと給餌も換水も行わない状態、底にはへどろが溜り水深は2cm程度のごく少ない水量という非常に苛酷で悪条件の中、生命力の強さを感じさせてくれます。
また、写真右上の丸鉢は、支部長が頼まれて分譲用に作成したもので、当日も10個が分譲されました。 |
|
|
|
|
ミジンコを採集した溜め池 |
岸からミジンコが確認できる |
網ですくうと多量のミジンコが |
酸素詰めし各自が持ち帰る |
分譲会の終了後、15時からは、各自の飼育魚の繁殖を促すため、近くの溜め池でミジンコ(ダフニア)の採集を行いました。写真のように水面をのぞくと存在が確認できるほど増えていて、多量に採集できました。 |