二歳親魚分譲・研究会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2011年4月10日10:00〜16:30) |
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分譲は2歳を主体に30尾 |
分譲希望が重なるとくじ引き |
O支部長の飼育状況を見学 |
親魚のプラ舟はまだ薄い青水 |
晴天に恵まれて日中は水温が20℃まで上がる研究会日和の中、会場のO支部長宅近くでは桜も満開で、会員の参加者27名が集まる賑やかな研究会となりました。
分譲会には、二歳魚27尾と三歳魚3尾の合計30尾が並び、会員のみを対象とした小規模な分譲となりましたが、今回の売り上げの2割は「東日本大震災の義援金」として寄付されることとしています。 |
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採取してきた多量のミジンコ |
背中に仔虫を抱くミジンコ |
親魚5尾分のミジンコ給餌量 |
ミジンコを食べる親魚 |
O支部長の飼育見学では、薄い青水や更水に変わったばかりのプラ舟や角鉢の中で、充実しつつある親魚が目を惹きました。
その後、希望者で採集実習を行って持ち帰ったミジンコは、さっそく給餌に用いられました。今回のミジンコは仔虫を抱いて丸々と太ったダフニアで、採集した中にはブラインシュリンプより少し大きいだけの小さなサイズの仔虫も多く混ざっていて、貯水池で爆発的に増殖中であることを物語るものでした。 |
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飼育魚のうち、親魚は既に産卵に向けて出来上がっている感じで、雌魚は腹部の膨らみが十分過ぎるほどとなっていました。上の写真の4尾は全て雌魚で、皆が抜群の太みで多くの卵を抱えているような感じで、今年の採卵は期待が持てそうでした。 |
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型枠を外した丸鉢(製作中) |
波板保温で越冬中のプラ舟 |
波板の下の明三歳魚 |
丸鉢は水を張って越冬 |
一方、上の写真の4尾は全て雄魚で、こちらも十分に追星を見せており、中には腹を抑えると精子を出すものも見られたほどでした。週末以降の気温や天候によってはそろそろ産卵も見られそうな状態で、これらの親魚を中心に今年は採卵されるそうです。 |