2004年の写真から気に入ったものをまとめて紹介しています(No.と撮影日を併記しています)
〜サムネイル表示ですのでクリックすると拡大します〜

丸鉢ライン

2004年 うちの土佐錦魚:三歳魚 

gallery-A001(2004/10/13)

gallery-A002(2004/10/13)

gallery-A003(2004/10/13)
素赤で尾の大きい三歳雄魚です。雄らしく体が細く、色が少し黄色っぽく薄い事、顔の尖りがいまひとつで尾芯にも癖がありますが、それらを考慮しても尾の素晴らしさが全てを打ち消している魚です。ショップで通信販売されており、一見してO氏の魚と分かりました。このような魚はなかなか出るものではないと思い、即購入した魚です。

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2004年 うちの土佐錦魚:二歳魚 

gallery-B001(2004/5/7)
gallery-B002(2004/8/1) gallery-B003(2004/8/1)
赤勝ち更紗の美しい二歳雌魚です。丸手で尾筒が短めですが、口先から腹のラインが見事で色目が良い魚です。T氏の明け二歳の導入で、O氏の二歳雄魚とかけて、顔が良く尾の大きい良い魚(C004〜9、C010〜12、C013の3尾)を得る事ができました。

gallery-B004(2004/4/18)

gallery-B005(2004/4/30)

gallery-B006(2004/4/4)
上のB004とB005は同一魚で明け二歳の雄魚。右のB006は同じく明け二歳ですが、こちらは雌魚。ともに前年O氏の稚魚を導入した中から残したペアで、飼育二年目に私が初めて採卵させた土佐錦魚となりました。このペアはともに雄らしさ(渡りがある大きな尾)と雌らしさ(良く腹の出た丸手)を備えており、得られた当歳魚(C001〜2、C003の2尾)も十分な素質を持ったものとなりました。

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2004年 うちの土佐錦魚:当歳魚 
gallery-C001(2004/9/12) gallery-C002(2004/10/11)
gallery-C003(2004/9/12)
C001とC002は同一魚で、C003はこの兄弟、ともに上の二歳魚のペア(雄B004と雌B006)の子です。左の素赤は顔の尖りと尾筒の太みが素晴らしい魚です。右の褪色前の魚は雌魚で、尾が板前で返しが浅く大器晩成型の魚です。

gallery-C004(2004/9/12)

gallery-C005(2004/10/3)

gallery-C006(2004/10/9)

gallery-C007(2004/10/18)

gallery-C008(2004/10/23)

gallery-C009(2004/10/30)
C004〜C009は同一魚で、2004年の当歳魚で一番のお気に入りです。少し細身ですが大きな尾を持っており、顔も良い魚です。B001〜3の二歳雌魚の子で、掛け合わせにはO氏に分譲して頂いた二歳雄魚を使いました。両親の良い形質を引き継ぎバランスに優れ、非常に安定した泳ぎの魚でした。尾芯のわきに若干の皺を寄せ気味ではあるものの、腹が出せれば非常に良い二歳魚になりそうで期待していましたが、翌年の春、鳥に捕られてしまい、非常に残念な思いをした魚です。

gallery-C010(2004/8/27)

gallery-C011(2004/10/11)

gallery-C012(2004/11/21)
C010〜C012は同一魚で、上のC004〜C009とは兄弟魚です。上の魚より丸手ですが少し尾が小さく、こちらも少し尾芯に皺を寄せます。左右の親骨の角度が少し違うので、泳ぎにも少し癖があり安定しませんが、上の魚と同様将来を期待していたところ、同じく鳥に捕られた残念な魚です。

gallery-C013(2004/10/31)

gallery-C013(2004/10/31)

gallery-C015(2004/10/30)
C013の赤勝ち更紗は上の2尾と兄弟魚で、赤のはっきりと出た綺麗な体色で渡りも長く良い魚です。この3尾は体型も良く似ており、共通して少し細身で尾筒の太みに掛ける点が残念ですが、好きなタイプです。中央のC013は、ショップで売られていたI氏の稚魚の中から、4尾を購入し育てた中の1尾で、二歳以降での伸びを感じさせる魚です。右端のC015は高知を訪れた折に無理を言って購入した魚で、当歳としてはかなり大型ですが返しが良く金座の大きい魚です。尾芯がつまみ気味ですが、力強さを感じさせます。

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2004年 見学先での土佐錦魚の写真 

gallery-D001(2004/11/23)

gallery-D002(2004/11/23)

gallery-D003(2004/11/23)
上の3枚は同一魚で、2004年11月14日に池袋で開催された「第32回トサキン保存会品評会」で二歳の部で優勝したO氏の魚です。氏のHPで「黒い秘密兵器」と称されていた雄魚で、大会直後の訪問で撮影させて頂きました。非常に鋭い尖りの顔と反しが良くかさの美しい大きな尾で圧倒的な存在感を示す凄い魚です。非常に泳ぎが安定して美しく、写真ではその素晴らしさが全く表現できない美しい魚です。

gallery-D004(2004/11/21)

gallery-D005(2004/11/21)

gallery-D006(2004/11/21)
上の3枚と下のD007は同一魚で、「広島土佐錦魚の会 第2回品評会」でのI会長が参考出品された二歳雌魚です。上の「黒い秘密兵器」の雄魚と兄弟魚で、前年にO氏からI会長に分譲されたものです。顔の尖りと太い尾筒、綺麗に広がる大きな尾で素晴らしい魚です。

gallery-D007(2004/11/21)

gallery-D008(2004/11/21)

gallery-D009(2004/11/21)
中央のD008と右のD009は何れも上の魚と同様「広島土佐錦魚の会 第2回品評会」にI会長が出品されていた魚です。特に右の当歳魚は素晴らしく、尾の大きさと顔の良さで際立っていました。

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