土佐錦魚日記

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2005年2月22日(火)
寒い日が続きます

回復後の病魚は設定温度を14℃まで下げていますが、これ以上はサーモスタットの設定が無く、下げることが出来ません。暖かい日が続く見込みになれば、自然水温に戻そうと機会をうかがっているのですが、中々暖かくはなりそうもありません。「この冬は寒さが厳しくなったので、今年は良い土佐錦魚が出来そうだ」と皆さんおっしゃいますが、うちでは有望な魚がことごとく体調を崩して越冬したため、採卵自体が怪しい状況です。今年は屋上の施設を充実させて飼育体制を整える1年になるのではないかと思っています。

2005年2月21日(月)
配管の要、3方2面ボールバルブ入手

今日宅急便で右の写真のバルブが届きました。先日設置したタンクからの注水は、自然流下で行なえるよう配管する予定です(水中ポンプで揚水しても良いのですが、電源から距離があることなどから、今の所これでいこうと思っています)。また、ベランダ飼育で使っていた150Lの貯水槽もサブタンクとして配管に連結させるため、2又になっているボールバルブを探していた所、やはりネットで扱っている所がありました(注水の効率化を考えて、パイプは25mmにすることを決めていましたので、3方2面ボールバルブをホームセンターで探してみましたがやはりありませんでした)。他の部材はほとんど揃ったので、時間がある時に一気に配管を組み上げようと思います。

2005年2月19日(土)
600Lタンク設置

ネットで注文してあった貯水用のタンクが昼前に届き、早速屋上に運び上げました。重さは25kgで大人一人でも持てるとの事でしたが、これが思った以上に大変な作業で、サイズ的に屋上出口のドアを通ることが出来ないため、ロープで引き上げるつもりでしたが、用意していた6mmの径のロープでは細すぎて力が入らず、急遽9mmのロープを購入してなんとか引き上げました。一般的なタンクローリーは黄色ですが、このタンクは外が青、中に黒、内側は白の3層構造で、戸外での耐久性が高く、コケがはえないとの事で前から購入を決めていたタンクです。価格も格安で15,000円です(購入先の南国物産はリンクのページにあります)。うちの屋上は耐荷重量がuあたり180kgですので、最も強い角に配置することで何とか耐えてくれることを期待しています。(ちょっと不安も・・・)

2005年2月13日(日)
屋上への飼育場所移動開始!

今日は予備の80Lの舟を1個、屋上に設置してみました。排水と断熱を兼ねて(屋上の地面は夏は非常に熱くなるので)、発泡スチロール製のブロック4個を台として10cm浮かせて設置してみました。この舟で水温の動きをしばらく確かめて、本格的な移設に備えようと思います。

2005年2月3日(木)
病魚は完治です。

加温療養中の3匹も今日からは温度を下げて行くことにしました。急激な温度低下は危険なため、2日で1℃のペースで下げていきます。25℃から今日は24℃に下げました。今回エラ病と白雲病の混発の病気について、改めて考え直してみると、@大きくなりすぎた当歳には80Lの舟に7〜8匹では入れすぎ、A晩秋のエラ病と品評会出品で体力が落ちていたこと、Bベランダの日当たりの悪い場所に舟を設置していることが原因だったのではないかと思います。冬眠中の罹病は普通は普通では考えにくい状態ですが、今後はこの様な事が無いように改善したいと思います。飼育場所をベランダから自宅の屋上に移す計画をこの冬の間に実行しようと思います。

2005年2月2日(水)
広島は大雪なので読書の日

昨日から外は10cm以上の積雪が続いています。日中でも気温は氷点下で、広島でも記録的な寒波です。ベランダの80L舟は波板のおかげで凍ることは無く1℃ですが・・・、今日は外出も出来そうもありませんので読書の日としてみました。本は「金魚の飼い方とふやし方」です。先日ネットの古本屋さんで入手したものですが、昭和38年の新井邦夫さんの著です。金魚の形態や習性など学術的に細かく記述があり、繁殖についても参考になることが多くありました。最近の金魚本もフルカラーで色々と参考になることが多いのですが、この時代の金魚本は特に学術的で様々な情報があり、「土佐錦魚の場合はどうだろう?」と置き換えながら読み進めるのに、大変良い教材となり示唆を与えてくれますので、他にも入手に努めたいと思っています。近々資料紹介のページに記事を追加して紹介しようと思います。

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